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Dell

米国Wall Street JounalにWalt Mossbergという著名なパーソナルテクノロジーコラムニストがいる。 この人は、アップルにぞっこんほれ込んでいる様子で、iPhone, iMac等アップルに関してはとても高い評価を与えている。 昨日27日付けでは、少し様子が変わりDellの最新デスクトップXPS Oneという製品を取り上げ、その外観、性能等iMacの上を行っているかもしれないとの評。 但しあくまでOSはマイクロソフトのビスタ一本で貫かれている為、アップルのソフトや、いろいろなアプリケーションソフトをダウンロードするなりで付け加えてゆく必要があり、iMacのようにアップルのLeopardとWindows が混載されているような事が無く、又、リブート時間もアップルの方が短く、価格も若干アップルの方が安いとか(米国において)という事で、iMacに軍配が上がっている。

この機会に日本のDellのサイトを覗いてみたところXPS Oneは確かに見栄えも良く、スペックもかなり高機能になっているようだ。HDDもいよいよ500GBの時代に突入。 テラバイトになるのも時間の問題。 話はそれたが、Dellもコストパフォーマンスを追及した企業ユーザモデルから、製品のポートフォリオを機能・デザインなど総合的に上方へ広げつつあるようではある。

12/28/07

新たな息吹

第二次大戦終結後、六十余年、戦後復興から高度成長を経て、最早、成熟期(?)に入ったかと思われる日本の産業を支えて来た”元請=>下請け=>孫請け=>派遣労働者”の構図は、現代社会に深く組み込まれ、今やコスト高、無責任さの蔓延の根源となり、そこには新たな創造力は働かないような気がする。 

加えて、ソフトウェアだけでなくハードウェアの生産までも海外依存度を高めている現状は、創造性や技術ノウハウまでも放棄或いは海外流出しつつあるという点で悩ましいところだ。

さりながら、そのソフトウェア分野でも、当初からオープン化を基本的な理念として20年以上も前にスタートした”トロン”の考え方や、最近の”Rubby”というプログラミング言語のオープン環境での開発は、今後の日本の有り様を示唆しているようにも思う。

日本語という世界の中の特殊言語が、ネット上で自動翻訳、自動通訳される時代となる時(それはもう直ぐそこまで来ていると思うが)、日本の草の根レベルで芽を吹き始めている様々な動きが、突然世界で評価を受け日本に逆流するようなことになるのではないかと・・・期待したいところだ。

12/26/07

時空と言語の壁を越えて

エレベータトーク と言うタイトルで、別のブログにも書いたことだが、最近のネット上での多言語間翻訳機能の発展には、目を見張るものがある。 Wikipediaで表示されている言語数は本日現在253言語、Googleでは、英語との翻訳可能な言語に限定しても14の言語で表現されている。 各言語間の翻訳がどの位可能か試していないので判らないが、英語ー日本語間の翻訳精度はかなり向上しているように思う。 これはあくまでテキストベースの話であるが、近い将来音声翻訳もネット上で可能になり、言語の壁を気にせずにYouTube等で日本から海外への情報発信がもっと盛んになるかも知れないし、そう有って欲しいと切に念ずるところである。 

10年以上前、インターネットが加速度的に普及する兆しを見せ始めた頃、インターネットは時空を超えて、何時でも何処にいても世界の誰とでもコミュニケーションを図れる手段であると言われたが、IT技術がついに言語の壁をも取り払おうとしていると思うと胸躍る。

12/23/07

エレベータトーク

ネット上に於ける言語翻訳機能の向上には目覚しいものがある。 少なくとも日本語と英語の間では、私の大雑把な感触だが65%以上の精度が有ると思う。 最近の性能向上の速さから推測すると5年後には85%以上の精度を期待できるのではないかと思う。 これは日本からの世界へ向けての情報発信にとても容易にする。 只、言わずもがなかも知れないが、ネット上で表現される日本語による情報を完璧に正しく外国に伝えるには、文化的な差異を念頭に置いた上で、伝える内容の構造や表現方法をきちんと外国語に訳し易く構築する必要がある。 マーケッティング情報の発信はことにこの点を留意する必要がある。 ”3分で要点を伝える”、エレベータが最上階の役員室フロアに着く前に相手に要点を伝える術、所謂エレベータトーク、・・・日本の情報がネット上で流通しやすい環境が整うにつれて、ネット上の表現方法にも同様な事が言えそうだ。 

時空と言語の壁も越えて”人々がコミュニケーションをとるようになった時、文化の壁も乗り越えて地球上の人々の相互理解は進む。 それが人類の平和、地球の延命に繋げてゆく力になるか、人の叡智の問題になる・・・この点については、別途考えてみたい。

12/23/07

電子虫眼鏡

年齢と共に視力が落ちてきて、細かい文字を読み取りにくくなるの多くの人々が経験するところである。 私自身も、子供の頃から左目の視力が極めて弱く、右目も近視で半世紀以上眼鏡を掛けっぱなしであるが、最近は老眼も加わり、細かい文字は虫眼鏡を使わないと読めないことがある。 何れは虫眼鏡より高性能の道具を必要とするかも知れない。 後々どの様になるのか予測出来ないけれど、私などは平凡な老化現象による視力の衰えの範囲だろうと思いつつ、世の中にどの様な視力補助機器が存在するか検索してみたところ、網膜投射型ディスプレーと言ったような最新技術や昔ながらの虫眼鏡以外に、現代技術の組み合わせで造られた製品を幾つか見つけた。 その代表例が米国ネブラスカに本拠地を置くVision Advantage Internationalのウェッブサイトに記載されている製品群。 その中で印象的な製品を二つ。

一つは、パソコンのマウスの様な形をしたものを、文字列上に動かすと拡大された文字列がテレビやパソコンのスクリーン上に映し出される。 "MAX"と言う製品がそれ。 

二つ目は、"Merline"という製品、デスクトップパソコンの様な形をした機器で、ディスプレー部の下にある台上に書籍や写真など見たいものを載せると、それがディスプレー上に大きく拡大されて表示される。 

老化現象のみならず、何がしかの原因で視力が出ない人にとっては、この様な機器は、大いに助けになるに違いない。 技術の進歩が、益々良い機器を生み出してゆくことに期待したい。

12/19/07

人々の閃きの集積

人が寝ている間に見る夢は、朝起きるとその殆どが泡の如く消えてゆく。 問題解決や新たな発明、発見に挑み続けている人は、希に、夢の中でヒントを得たり、突然の閃きにより、後々人類社会の発展に重要な意味を持つ成果に繋げることがあるらしい。 この様な閃きは、課題に対して挑み、考え行動し続けている人々の脳内の各部署が瞬間的に同期統合活性化するのだろう。 

我々凡人はどうか。 凡人でも、瞬間的にひらめく事はある。 その閃きは、よほど心して記録に残さぬ限り、いつの間にか消えてしまう。 この凡人の閃きを、一つ一つ具現化し体系的に整理し関連付けて活用する事が出来るような方策が有れば、複数の凡人の閃きが、一人の天才の発見と同じ効果を生み出す可能性はありそうだ。 話の次元は少し異なるかもしれないが、昔から「三人寄れば文殊の知恵」という。 

グーグルは、世界の総ての情報を集め整理してネットの上で誰でもアクセスできるようにするという壮大な目標の実現に向けて驀進している。 そして、我々は、今、10年前には及びも付かなかった時空を超えた情報をパソコンのマウスのクリック一発で入手できる。 

人が日常生活で、ふと閃くアイディアを、それが消え行く前に記録、整理、統合、有機的活用を実現するようなツール或いは方策があると素晴らしい。 三人のいや何十人の閃きを集めて、文殊の知恵ならぬ人類の大きな進歩に繋がる成果や新たな発見へ繋げる・・・何だかわくわくするが、荒唐無稽の話かどうか。 

12/16/07

インターネットラジオ

インターネットラジオ、日本でも個人的に発信しているものを含めると数え切れぬほどの局数があると思われるが、ジャズだけとかクラシックだけ等、特定ジャンルの音楽だけを公式に流している局は極めて少ない。 この4月TBS系で開局したOTTAVAは、一歩前進といったところだが未だ欧米の音楽専門チャネルに比べると、少し力が入り過ぎ、堅苦しさを感ずる。 

欧米には、この音楽専門局が多く存在する為と思われるが、簡便にインターネット放送を受信できる機器の選択肢が広そうだ。 英国のReciva、最近では、米国のSlacker Digital Player等が良い例であろうか。 殊に後者のSlacker製品は、携帯メディアプレーヤーあるため、自宅やHot SpotでWiFiへ繋ぎ自分の好みの局の放送をダウンロードして、後は好きなときに、好きな場所で聞く事が出来るとの事。 恐らく著作権の関係であろうが、Slacker製品とその機器で接続できる局は、残念ながら本日現在は、米国内だけに限られているようではあるが。  同様の製品にSandiscのSansa Connect等があるが、各機器の機能比較などは他の機会に譲りたい。

他の機器、例えばReciva等では、Slackerのような地域制限はなさそうであるし、又、Recivaのウェッブサイトに入ると、通常のパソコンでも世界数千のインターネット放送局のリストから、好みの局を選択して音楽を楽しむ事が出来る。 米国のLive365というインターネットポータルサイトでも多くの局をリストしているが此方は、優良会員制であるが故に、非会員はかなり頻繁に広告を聞かされるのでいまひとつ。 然しながらLive365がカバーする局数とジャンルは広く、又、検索も極めてしやすく設計されている。 日本でも、Wii等インターネット放送を楽しむ事が出来る機器が出てきているようでは有るが、いろいろ制約がありそうだ。 日本でも欧米同様に、手軽にインターネット放送を楽しめる環境が整う日が近い事を期待したい。

12/11/07

なんと簡単にネットアクセスできるのだろうか!! (2)

11月29日の当ブログに書いたQiGOには、実に様々な利用法が考えられるが、毎日気にかけていると、ふっとアイディアが浮かんでくる。 今日散歩中に思いついたアイディアを二つほど。

一つは、毎年夏に催される富士ロックフェスティバル(FRF)、3日間毎日12時間、7-8つのステージで世界各国から集まるアーティスト達の饗宴、これに延べ十数万人のファンが決して安くは無い切符を買って集まるとされる。 そのファン達も又、世界各地から。 今年の7月成田空港に向かうリムジンバスで私の隣に座った女性が、丁度苗場のFRFからシンガポールへ戻るところで未だ興奮冷めやらぬ様子であった。 その女性は、米国企業のシンガポール事務所に駐在する米国人だそうだが、わざわざFRFだけの為に来日、仕事の関係で残念ながらFRFの途中でシンガポールに戻るところだといっていた。 話を元に戻そう。 FRFのようなイベントに切符を買って参加するファンに、QiGO Keyを渡しFRFの興奮を家でもう一度味わってもらう、それも帰宅したら直ぐに。 全部のプログラムは無理であろうがせめてメインステージでの演奏分(音と映像、無理ならば音)だけでも良いのではないか。 QiGO Keyを自宅のパソコンのUSBポートに差し込むだけで、FRFのメインステージ12時間分の演奏を収録したサイトに繋がり、一定期間(例えば7日間だけ)その映像と音楽を楽しむ事が出来る。 これを実現する為には、FRF主催者、出演者や著作権者、そしてその収録とサーバーへの保管など多くのことを考えなければならないが、人の興奮と喜びを持続再現する手段として、かなりの価値がありそうな気がする。 若し、これらの音と映像を自分用に保存したい人には、GREENonREDやiTunesなどへ誘導してオンラインで買えるようにすれば、良いのではないか。

二つ目は、今日(12月5日)の日経新聞記事に載っていた保険会社によるペーパーレス契約促進。 今まで他の産業に比べて遅れていた保険業界がIT化の促進により、書面無しで契約を完結する仕組みを導入するとのこと。 これにより、加入者の利便性を高め、保険会社の業務効率の改善と顧客情報の安全性を高めるとの事。 このような場面でもQiGOは使えそうだ。 損害保険や生命保険は、定期的に加入者に対して保険契約関連情報を書面で送ってくるが、初回契約時に…

紅葉真盛り

今日の午後石神井公園を歩いた。 紅葉真盛り。 曇天であったが、晴れていれば、鮮やかな彩りだろう。














12月5日朝、快晴であったので昨日の道をもう一度歩いてみた。 想像通り太陽の日を浴びて、紅葉が一層鮮やかに映えていたが、デジカメ写真でうまく再生できたかどうか。










































石神井公園・・・今は昔、平安時代から鎌倉時代にかけてこの地に勢力を有した豊島氏、ほのかにその時代の香りを感じつつ、自然の彩を味わえる貴重な場所である。 この一年、私のデジカメで写した石神井公園の風景写真へのリンクは此方。

12/4/07, 12/16/07

なんと簡単にネットアクセスできるのだろうか!!

本当に簡単だ。 パソコンに只USBコネクタのついた鍵を差し込むだけで目的のサイトへ自動的に繋がる! IDだとかパスワードだとか、URLさえも自分で入力する必要が無い。 その鍵を抜けば、サイトは自動的に閉じる。  カリフォルニアに本拠地を置くQiGO LLC という会社が、そのハードウェアとソフトウェアのプラットフォームを提供している。 ユーザが手にするのはQiGO Keyと呼ばれる鍵だけ。 この鍵さえあれば、ユーザー自身のパソコンだけでなく、友人のパソコンでも目的サイトへアクセス可能である由。 素晴らしい。 友人と、あるい家族に見せたいインターネットサイトがあるかもしれない。 同じ鍵を使えば簡単。 これは一つの例に過ぎない。 QiGOの適用範囲はかなり幅広い筈だ。 例えば、写真やビデオを共有する、子供に安全なサイトへのアクセスする、多人数参加のオンラインゲームをする、メディア購読、演奏会などの娯楽企画プロモーションなど等。 企業活動においても、QiGOを使って、安全を確保しながら仕事効率を向上させる事も考えられている。 QiGOを使った近未来を想像するとわくわくする。  
11/29/07

暖かい秋

暖かい秋も昨日で終わりを告げたのか、今日は、“ようやく”平年並みの気温のようだ。 それにしても、今年の夏は耐えられぬほどの暑さだったが、11月になっても春のような暖かさが続いた。 そのためか、木々の紅葉も遅く先週信州の山々が未だ彩られていた。 東京都内の銀杏が黄色く染まるのもこれからが本番といった感じであろうか。 木々の紅葉時期にも地球温暖化の影響が出ているのだろう。 その内、美しい彩の木の葉を楽しめる地域も狭まってくるのかもしれない。

浅間山

上信越自動車道を出て高岩山(下の写真)を左手に見ながら和美峠を超えると紅葉した木々の向うに浅間山の雄姿が目に飛び込んでくる。練馬から関越自動車道を経て僅か一時間半、都会の雑踏から突然ワープして異次元空間へ来た感じだ。 真っ青な空中に白い雲を襟に巻いた頂、中腹から裾野まで見事な色模様の衣をまとった今日の浅間山(下の写真は御代田町から撮影)は一際美しい。








日本の建築技術

現存する日本最古の木造建築物といえば、国宝であり世界文化遺産にも登録されている法隆寺、その五重の塔は築1300年を経過するという。 釘を一本も使わず木材の切り組と塔の中心を成す心柱で柔構造を構成しているとの事。 

高さ約32メートル、檜による木造建築が筑後1300年もの間地震や台風にも耐え今も建つのは、実に不思議な気がする。 この柔構造は現代建築技術にも応用されているそうだ。 その普遍的な構造技術も素晴らしいが、1300年もの間朽ちることなく構造を支え続けている檜、檜の持つ特性もあるのだろうがその木材保存技術も驚異的だ。 

鉄筋コンクリートによる現代建築物の寿命は100年位と言われている。 現に、最近米国で大きな橋が崩落した話は未だ新しい。 

法隆寺の五重の塔、その寿命はまだまだ尽きないだろう。数百年後或いは千年後も現在のままの姿であるかもしれない。 福田総理が提唱する『200年住宅』、日本古来の建築技術を生かせば訳も無いことのようにも思えてくる。

平成19年10月31日

デジカメで静寂を切り取れる?

10月28日、台風一過、朝から快晴。 午前中石神井公園を歩いたが、今日は日曜日にも拘らず、人影がまばらで思いのほか静かだった。 

静寂とすがすがしい空気を普通のデジカメに収録できないかと常々思うのだが、所詮は無理な相談か、或いは、腕を磨けばある程度は何とかなるものだろうか。 

先週のある日、久方ぶり伊豆スカイラインから富士山と夕日をみて感動。 一枚の写真に納まるアングルでなかったのが残念。 普通のデジカメで静けさを切り取る・・・暫しチャレンジしてみたい。





長寿命住宅

新総理大臣福田さんが、10月1日の所信表明演説の中で、『これからの環境を考えた社会への転換』と題する一節に、環境問題に関連して、「200年住宅」への取り組みを挙げていた。 200年と言わず、日本各地に遍在する、長い間風雪に耐え抜いてきた神社仏閣のように、300年でも500年でも使える住宅が出来れば素晴らしい。 それも、主に木材と土と石を使い、極力新建材、鉄筋コンクリートの使用を避ける事が出来れば本当に凄いと思う。 

何かで読んだ記憶があるが、鉄筋コンクリート製の建物でもせいぜい100年位の寿命らしい。 確かに、鉄筋コンクリート製のビルや、橋脚の劣化事故が時折報道されている。 現代住宅の大半は新建材を用いて、外観のきれいな洋風建築が多いように思うが、設計上の寿命はどの位なのだろう。 街を歩いていると、趣のある古い木造住宅がいつの間にか取り壊されて、”きれい”な住宅が手早く建てられてしまう光景をよく目にする。 

先の神社仏閣の例を引くまでも無く、建築技術上、200年、300年と長持ちする、木造家屋を造る事は難しい事ではなさそうだ。 真の課題は、自然と調和しつつ住みやすい地域環境デザイン、その環境との整合性のある住宅デザイン、寿命の長い住宅を建築し維持出来るようにする為の建築資金確保や税制の見直し、それらを支える法整備、古い住宅を大切に使う事への意識転換等など多岐に亘るのだろう。

今日も我が家の近くを散歩していて、落ち着いた風情のあった住宅が、”きれいな”建売住宅に変っていていたのを見て、福田さんの話をふと思い出した。 万難を排して、『200年住宅』を日本社会に根付かせて欲しい。

10月9日

組織で仕事をするということ

日経ビジネス最新号(2007年10月1日号)「有訓無訓」というコラムに、みずほ証券元社長の大澤佳雄さんという人が、「素平さんに学んだ我慢、思いを温め『時』を待つ」という題名の文章を載せている。 その一部をここに引用する。

「日本興業銀行に入った1964年、頭取だった中山素平さんが入社式でこんな話をしてくれました。 中山さんの時代は国立大学出と私立大学出で身分や給与に入社当初から差がついていたそうで、『こんな制度は早く直したいと常々思っていたが、人事部長になるまで手をつけられなかった。社内の仕組みに不満を感じても、それを改める立場になるまで温めておきなさい。 我慢の時間は、不満が意味の無いものだとわからせることもあるし、本物ならばそれを志にまで熟成する』と言う内容でした。」

ほぼ同時代に大手電気メーカで仕事をした私には、中山さんが言われたという話はよく判る。 然しそれは、40年以上も前の話、現代のように経営環境、会社組織自体がめまぐるしく変わる時代には、個々の従業員の考え方や建設的な意見が、百出するような組織運営が求めらるのだろう。 適時、最適案、建設的な案、場合によっては破壊的に建設的な案や考えをきちんと判別し、組織運営や経営に生かして行く能力が、管理職に求められているように思う。

10月1日

中秋の名月

昨日は、見事な満月であったが、所謂、中秋の名月は、二日前の9月25日。 ススキの穂の間から中秋の名月を、優雅な気分でたっぷりと楽しんだ。 因みに、中秋の名月とは、旧暦で言うそうで今年は、旧暦の8月15日、即ち9月25日という事らしい。 涼やかな秋の到来と思ったら、今日の午後の気温は31度とか。 本格的な秋は10月に入ってからかな。

パソコン内での顧客争奪戦

日本時間の今日(米国時間の9月18日)、IBMがオフィス・デスクトップ・ソフトウェアを無償提供すると発表した。 このソフトは、IBMのサイトから誰でもダウンロード可能とか。 先般来、アップル、グーグルがマイクロソフトを狙い撃ちするように、競争を仕掛けているが今回のIBMで一般ユーザに大きな影響力を有する4社が出揃った。 いよいよ、一般ユーザのパソコンの中で、顧客争奪戦が活発になってきたというべきか。 それにしても、相変らず日本のメーカは蚊帳の外。 言葉の問題、発想の問題、いろいろ理由はあろうが、日本はどんどん世界の流れから取り残されてゆくような感じがしてならないのは私だけなのだろうか。

9月19日

facebook

昨日、月刊誌「Foresight10月号」が届いた。 先ずは、何時も楽しみにしている梅田望夫氏の連載コラム「シリコンバレーからの手紙」のページを開いた。 彼の話は何時も示唆と刺激に富んでいて大変面白い。今月はのタイトルは、”「フェースブック」の急成長に感慨と無力感を覚える”とある。 一頁コラムなので先を急いで読んでみた。 

最後のくだりを引用すると・・・「本欄七月号、八月号で述べた英語圏ネット空間の「知の充実」や「人生のインフラ」化も、日本語圏との温度差がかなり大きいのだが、ことここに至って「実名での人間関係の地図」となると、日本語圏ネット空間では未来永劫生まれそうもないものが、ひょっとすると英語圏には構築されるのかと感慨深く、しかし同時に無力感のようなものすら感じるのである。」とある。

これでもどうもピンと来ない。 著者の文章は何時もわかり易く、完璧に理解出来るつもりでいたが、今回はちょっと違う。 要するに、私が「フェースブック」なるものを知らない故に、内容の理解が出来ないのだ。 早速「facebook」に一時登録し、中を覗いてみた。 

フェースブックの成り立ちはハーバード大学の学生寮の住人の名前、顔写真、趣味などを記録した小冊子をオンライン化したことに始まるとのことにて、フェースブックの登録者は圧倒的に現役学生と其の少し前の世代が多いようだが、殆どの登録者が自分の氏名と顔写真を公開している。 さすがに個人情報へのアクセスには制限を掛けられるようにしているが、実名と顔写真公開を基点として、ネット上での仲間をどんどん増やしてゆく。 きっと、若者を中心としたこのSNSは、あっという間に世界中に広がり、巨大ネットと化すだろうと思うが、梅田氏の言うように、実名・顔写真を公開して英語を共通言語として、人のつながりを求めてゆく方法は、日本人には馴染みにくい。 このようなところにも、日本が世界から孤立する目があるかと思いつつ、ようやく梅田氏の話を理解した。

9月14日

ムービーメーカー

食わず嫌いならぬ、使わず嫌いで宝の持ち腐れだった、映像ソフト、ウィンドウズムービーメーカーを初めて使ってみた。 6-7分物の動画映像試作に成功。 キャノンのデジカメで映像と音声を収録、ナレーションを英語で、イヤホンマイクから取り込んだ。 道具は身近な代物。 ムービーメーカー自体の操作は意外と簡単、動画像品質もデジカメにしては、マァマァ使える。 案ずるより試すが易しを実感。 もはや、ツールは問題なく、当然のことながらこれからの課題は、意図する内容の映像と音声を、明瞭に且つ印象深く、所定の時間内に収めきる事、つまりシナリオ作りとそれを映像ビデオで表現する、製作者としての能力が問われる時代に移行しつつあるというか。。。まっ、あまり硬く考えずに、先ずは、幾つかビデオ作りをしてみようか。

ブログのタイトル

「草庵子雑感」というタイトルでこのブログを始めてから速くも2ヶ月半になる。 今考えるともう少し気楽なタイトルにしておけばよかったような気がする。 漢字5文字、いかにも重く、ブログを書くにも、つい構えてしまう。 まぁ、いいっか。 これからは、もっと気楽に、書いてみよう。

日曜日は久し振りに、渋谷のNHKホールに行った。 クラッシック音楽を堪能して外へでたら、ホール前の道路で多くの若者のがストリートライブ演奏、代々木公園からも色々な楽器の音が聞こえてきた。 ホールの内と外、音の対比が面白い。

9月11日

盆休み

立秋も過ぎ、はやくも一週間近くを経過するが、東京でも連日35度前後の猛暑だ。ここ数年、毎年「今年の夏は一際暑い」と言っているような気がする。地球温暖化・・・日本もいよいよ亜熱帯化しつつあるように思う。

今週は、日本全国夏休みのモード、昨日は我が家も久しぶりに家族全員が揃い賑やかな夕餉。 明日は、終戦記念日。 戦後日本も丸62年を迎える。

8月14日

未来日記帳

先週は、学生時代の仲間三人と一緒に海外での夏休みを満喫した。 仲間の一人に、経営危機に陥っていたあるハイテク専門商社を再建し、今も其の会社の社長として、更なる発展を目指している男がいる。 彼の信条は、目標を決めたらそれを必ず実現する事、企業経営者であれば誰でも言う事ではあるが、其の目標管理方法が、面白い。 

彼は、毎日日記を欠かさずつけているそうだが、未来の日記帳に”今日はは、これこれを行った、或いは実現した”と、完了形で記述するそうだ。 未来の日記に記述した事を毎日、眺め、見直していると、不思議と記述した通りに実現してしまうという。 

”誰が、何を、何時までに”は、目標管理上の必須事項であるが、これを未来日記に完了形で記述し、毎日見る、言うに易く実行するには、覚悟がいるが、方法論としては、とてもわかり易い。

4人で一週間、海外に遊ぶ事、無論彼の日記帳には半年以上前に記入されていたであろう。 彼方此方に散らばっている、多忙な各人が、それぞれ別々の経路で、半年以上前に決めた場所に集まる、簡単なようで結構難しい。 現に、私が予定していた日本発の飛行機の運行が突然キャンセルされたことを成田のチェックインカウンターで知らされたが、無事代替便に搭乗して予定通り皆に会う事が出来た。 これも、友人の未来日記帳のお陰かもしれない。

平成19年8月10日

”万全”

”万全”という言葉、最近あまり聞かなくなったが、今日偶然にも、中越沖地震で「微量」の放射能が漏洩したとされる柏崎原子力発電所に関する報道で、テレビ画面に映し出された資料に記述されていた言葉である。 何事も100%完璧、完全という事は無いであろうが、万全を期して、不測の事態に備えるのは、社会活動とりわけ社会基盤に関わる企業には当たり前のこととして求められる。 ”万全の策を施したが、想定外の強い地震でだった”という意味の資料ではないと思いたい。

業績を上げることや利益を生み出すことは、企業存続の根幹だが、不測の事態に「万全を期して」備える事は決して相反する事ではない。 鉄道、電力、ガス、道路、などなどハードインフラは言うに及ばず、保険、年金、金融などソフトインフラ企業も同様であろう。 「万全」、空ろな響きにならぬよう、再認識しておきたい言葉である。 

平成19年7月18日

アップルの戦略 - その2

6月29日予定通りiPhoneが北米にて発売になった。 その後順調に販売を伸ばし、2007年中に1000万台売るとの目標も現実味をおびてきた。

1月にSteve JobsがiPhoneを大々的に発表して以来アップルウォッチャー達が、いろいろな事を言ってきたが、実物の出来は果たしてどんなものか、日本では未発売であるが故に、私は残念ながら現物を見ていないが、大いに期待を寄せていた。 予想通り、6月29日の発売日直後のメディアの評価は、ほぼ例外なくiPhoneに高い評価を与えている。 あるメディアは発売直後にiPhoneをばらばらに分解して其の部品メーカー名を公表している。 

私は、日頃どの様に素晴らしいマーケッティングであっても、其の製品が前宣伝通りに作られていなければ話にならないと思っていた。 シスコやベイ(ノーテル)などのネットワーク企業は、マーケッティングで将来の夢を語り、其の時点では、其の夢を満たすには不十分な製品を販売してきた。 少し言い過ぎかもしれず、表現は悪いが、謂わば”逃げ水マーケッティング”とでも言おうか。 

ネットワークインフラ機器と消費者用端末機器とは違うのであろうが、iPodに始まったアップルの手法は夢を直ぐに実現にしてみせる、一般消費者が"こんなものあったら凄いな。 3年先かな5年先かな?”と漠然と考えているものを、直ぐ市場に出す、それも仔細な機能を前宣伝通りに実現してみせる、これはもうIT機器ベンダーの模範というか、従来のIT機器ベンダーの仕事の進め方を根底から覆すほど革命的な手法といえるのではないか。

今回、製品の出来栄え、日程、出荷管理と其の情報管理体制などに象徴される、今回のiPhoneの素晴らしい成功は、アップルのビジョン、透視力(人間の趣向、IT市場動向、ネットワークインフラ動向など等)、柔軟な発想を鼓舞しての製品企画、開発、設計、製造、マーケッティング、ロジスティックス、そして其の全工程を通して管理するプロジェクトマネージメント、これらが一枚岩でなければ、このような芸当は出来なかったように思う。 嘗て、何かの記事でアップル社内には、Jobsの余りに強すぎるカリスマ性に対する不満がくすぶっているというようなことを読んだ記憶がある。 私にはアップル社内の事は判らないが、少なくとも、今回の件で見る限り、アップル社内は、一丸となってi…

アップルの戦略

少し古い話になるが、6月15日付けのThe Street.Comのサイト, News & Analysis:Technology欄にIvy Lessnerというレポーターが書いている”Microsoft Enlists Allies for Apple Fight”というタイトルの記事を大変興味深く読んだ。 

この記事を読んでいて、1980年代初頭に、だるま型のデスクトップコンピュータ、マッキントッシュ(日本で通称ダイナマック)が日本市場に投入された時のことを思い出した。  当時のパソコンの標準はIBM主導で、7インチ・5インチの磁気ディスクを使いながら、画面上で奇妙な文字列をいじくりまわさなければパソコンを操れない状況であった。 そこへ、ダイナマックがアイコンを使って登場、その操作性の良さ、発想の斬新さに度肝を抜かれた。 その間、ソフトも大分進化し、基本的な対立構造は、IBM PC対アップル、マイクロソフトも当初はMulti-Plan(Exellの前身、方やIBMはLotus1-2-3)などを含めてMac対応を優先していたような気がする。 爾来、どのPCでもアイコンが標準となり、今日に至っているが、当初から人間とのインターフェースの良さを最優先にしたMacの使い勝手の良さは、後付で無理やりソフのトコードをアイコン化したPCを寄せ付けないものがあったように思う。

私自身も、ダイナマックが日本市場に出現した折、直ぐに飛びつき、Macinntosh Plus、SEなどと立て続けに購入し、90年代半ば位までMac一辺倒であった。 然しながら90年代半ば頃、まさかアップル内のごたごたが、製品のつくりにも反映された訳ではあるまいが、Macユーザは頻繁にその画面上にダイナマックならぬダイナマイトの絵(Macの動作が固まってしまう、所謂フリーズ状態)を見ることになる。 この時点で、歴史的なWindows95の登場などにより、マックの優位性が薄れていった時代が暫し続いたのは、未だ記憶に新しい。 個人的なことだが、私自身も職場がIBMのパソコンを使っていたことや、ダイナマイトを見せられる事に聊かうんざりしていた事などもあり、マックからPCへの乗換えを決めた。

前置きが長くなったが、アイコンを使った操作性の良いソフトと、チョットかわいく親近感を覚えるハードウェアにより、パソコンに対…

組織の様子は外から見える

大勢の職員がいる事務所受付カウンターで、たった一人の顧客が声を掛けても誰も見向きもせず、皆黙々とパソコン画面や机上の書類に見入っている。 奥のほうには管理職と思われる方が座り、そこへ静々と女性がお茶を運んでいる。 数度、声をかけようやく反応があった。 


今、この組織は、年金問題でゆれている。 数年前に経験した事だが、組織の様子は結構外から見えるものだ。


平成19年6月28日

最初のページ

嘗ては、日記と言えば筆記用具を使って、紙に書くものだった。 それがワープロの登場、パソコンの進化で電子的に書く事が出来るようになり、今やブログ。 実に簡単に作る事る事が出来る、それもパソコンの記憶容量など全く気にせずに。 ブログの在り処だけを覚えておけば、何時でもブログの読み書きが出来る。 

ネット上に自分の日記を置くのは、自分の脳内活動と記憶のアウトソーシングみたいでなんだか妙だ。 加えて、其の外部記憶が何がしかの原因で消滅してしまう事もあるかもしれない。 然しながら、その簡便さに惹かれ、又最近、気になって書き留めておきたい事もあり、簡易備忘録のつもりでこのブログを始めた。

備忘録とは言え、ネット上の公開日記、何方かこのブログをご覧になりご意見、ご感想などお持ちになったら、ご遠慮なくコメントを頂きたい。

先ずは、第一ページ、三日坊主ならぬ三ページ坊主にならぬ様、継続を心がけてゆきたいと思っている。

平成19年6月27日