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3月, 2008の投稿を表示しています

即時性実現するかコンテンツ配信

高速インターネットが普及するにつれて、動画配信をするサイトの数も急激に増えているが、画像のダウンロードに時間がかかったり、視聴中に映像が途切れたり、映像が不鮮明であったりと、居間でデジタルテレビ放送を見るような満足感は得られない事が多いが、技術は着実に進歩しており、インターネットで、従来のテレビと同質の映像を楽しむ事が出来るようになりそうだ。2006年に創業、米国カリフォルニア州に本拠地を置く、BitGravityというコンテンツ配信ネットワーク(CDN)事業者は、オンデマンドで高品質なビデオ映像や生番組さえも、インターネットで遅延無く提供するとのこと。 昨年秋から本格的なサービス提供を開始し、既に50社程の顧客にサービスを提供、3月20日にはインドのTata Communicationsと提携したとのことで、国際展開も積極的。  CDNは、通常一般利用者には見えないが、インターネット上のビデオ映像を違和感無く、いつの間にか通常のテレビ放送画像の如く見ている、そんな日も近い。3/26/08

メモ取る音採るスマートペン

紙に書いた物を、そのまま手間をかけずにディジタル媒体へ記録する事を可能にする所謂ディジタルペンが、市場に現れて久しく、多くの企業のシステムにも取り入れられているが、会議やインタビュー或いは教室の講義などで、ノートをとりながら、話の内容を録音してしまう機能を持っている”スマートペン”がある。 このペンをスマートペンと呼ぶ理由は、Samsung ARM9 (32bit, 150MHz)プロセッサーを備えており、小さなコンピュータともいえる機能を有し高度な機能を実現しているからだろう。 例えば、利用者が紙上に書いた英語の単語を、スペイン語、中国語或いはアラビア語などの訳語表示で見る事ができ、更に音声で聞くことも出来る。 ノートのページ上に書き留めた単語を、ペンで触れるだけで、その時の話を音声で再生できる。 音声収録の為の高感度マイクも当然ペンに内蔵されていて、多少離れているところで話している声もきちんと取り込めるそうだ。 又、デスクトップPCやノートPCにUSB接続されたペン置きに差し込むことにより、PC上にファイル保存して後でキーワード検索することを可能とし、インターネットを通じて友人に情報を友人や、仕事仲間、家族などに送ることも出来るとのこと。 大きさは、少し大きめの万年筆程度で、重さ36g、リチウム電池内蔵(300mAH)で米国での値段も149ドルー200ドルと手頃。 記録用紙は専用のノートが必要ではある。  製品名はPulse Smartpen、Livescribe Inc.の製品だ。 

このペンは、今後色々な利用方法が考えられることから、ソフトウェア開発キットを公開するとしている。 米国で3月から発売予定とのことだが、是非共、日本語対応製品の発売を期待したい。  百聞は一見にしかず、Pulse Smartpenを開発した会社のCEOが、CNET.comのインタビューに応えて、製品説明をしている動画像をここに貼り付けておこう。 



3/15/08

起業家支援インフラ

米国には起業家支援の仕組みがしっかりと根付いていることは、良く指摘されるところだ。 数多くあるベンチャーキャピタル、小さな企業をも紹介する膨大な数の企業を掲載するポータルサイト、新たな技術や企業を適正な基準に基いて評価する組織(例えばガイドワイヤグループ)や、新しい技術の発表の場を提供するイベント企業(例えばDEMO)などなど。 これらの組織は何れも民間事業である処に、米国の支援組織が如何にしっかりと社会構造の中に組み込まれているかを物語る。 さて、わが国日本は。 論を待たない。

3/12/08

新手の電話サービス - GotVmail

外出が多く何もかも独りでこなさなければならない個人事業者やSOHO(Small Office Home Office)事業者、小規模事業者には、電話受信管理は結構悩ましい。 自分が何処にいても、きちんと電話を受け付ける、内線電話番号に転送待ち時間などに音楽を流す、電話にどうしても出られないときには留守電にメッセージを吹き込んでもらいそれをあとで聴く、留守電はMP3の音声パッケージとしてメールの添付として、ファックスはPDFのテキストに変換されたメッセジとして、共にPCや携帯端末で聴いたり読み出したりしたい。 従業員同士の内線通話や、内線電話転送も可能としたい。 中・大規模企業が所有する私設構内電話のような働きぶり、或いはそれ以上の機能を必要とするのは実は、個人事業者や小規模事業者だろう。 この様な電話サービスを、安価で提供する会社が米国に出現、今脚光を浴びている。 このサービスを受ける為の機器は一切不要で、固定電話端末、携帯電話端末、IP電話端末など、現在使用している端末をそのまま使用し、利用時間ごとに定められた固定料金を支払うだけで良いそうだ。 初期費用として数十ドルと月額最小単位固定料金9.95ドルで、内線番号5つが付与され、着信払い番号(800番つまり日本に於ける0120番に相当)の付与も可能だそうだ。 個人事業者から従業員50人位の規模の企業を対象にサービスを提供するこの会社(GotVmail Communications L.L.C.)は、2003年に設立されマサチューセッツ州に本拠を構える。 その創業者達は今や若手企業家として多くのメディアで紹介され注目を集める。 既存の通信ネットワーク基盤を利用する所謂VNO(Virtual Network Operator)の一つの形態だが、日本でも十分成立しうる事業であるように思う。

3/6/08

時空超えネットの上のクラスター

日本の技術、その技術を有する企業は、その企業が立地する”場所”の制約から解き放たれた時、活躍できる可能性は飛躍的に増大する。 地方の活性化の議論と共に構想されることが多い企業誘致や産業クラスタプロジェクトだが、そろそろネットワークの上での産業クラスタを構想しても良い時機に来ているのではないか。 

1990年代インターネットが急速に成長し始めた頃、インターネットは時空を超えたコミュニケーションを可能にするといわれた。 何時でも、何処でも、誰とでも、相手のいる場所が何処であろうと会話が出来る、会議が出来るそれも従来と同様、同じ部屋でのミーティングと余り違いを感じることなしに。 そして現在、ブロードバンド(広帯域)通信ネットワーク環境の普及に伴い、そのネットワーク上の世界、インターネットは我々の日常活動の場として大きな位置を占めるようになった。 このネットワーク上の”場”を”仮想空間”と呼ぶこともあるが、”仮想”というとなにやら実態から離れて嘘くさくなる。 素直に”ネット空間”とでも呼んでみたら良いのだろう。 

この時空を超えることを可能にするネットワーク空間を想定したとき、単なる広大な広がりのある新世界や新市場という意味合いだけではなく、異分野や異国間の複合的な協調による新たな応用技術や産業構造が生まれるのではないかと思う。 

ネットワーク上の産業クラスタを実現するには、個々の企業側からのいわば草の根的な自律集結型と行政などが場を提供し参加を募る方式そして、その両社の中間的なアプローチに大別されるのだろう。 ネット空間を現実の世界として企業活動に取り入れる意識の醸成と共有をスピード感を持って行うには、恐らく、この中間的なアプローチが、最適且つ最速かも知れない。 ”世界”市場に於ける国際協調や協業には言語の壁も取り払う必要は有るが、それを克服するべき現実課題の一つとして明確に位置づけたときに自ずと解決策は生まれてくる。 

ネット空間上の産業クラスタ、いや、クラスタというより人間の神経構造に近い産業構造があっても良いし、実現可能な時期に来ているのではないかと思うのだが。

3/6/08