2009年12月28日月曜日

世界一の技術とは?

アップルからiPodが発売された時、その洗練されたデザインや操作性、当時としては驚異的な記憶容量などと共に、iTunesという仕組みを用いた新しい事業モデルが爆発的なブームを呼び起こし、iPhoneという新製品も加わって、その勢いは未だ衰えない。 

それまで携帯音楽プレーヤーの分野において、ほぼ世界市場を席巻していたつもりの我が国では、「iPodのような製品は日本の技術をもってすればすぐにでも出来る」という声もよく耳にした。 確かにその通りであろう。  然し、アップルによる独創的な製品開発、開発から商品出荷に至る厳格なプロセス、そしてネットを通じた音楽配信という総合力を結集した創造的事業おいて他の追随を許さぬほど、先行されてしまった現実がある。 

先日、「事業仕分け」で、我が国のスーパーコンピュータ開発に関する国費投入の是非が議論された。その折、「世界二位では何故いけないか」との仕分け人の問いかけに対して、「一位を狙わずして果して二位になれるや」という反論が起きた。 このことに関して、まつもとゆきひろ氏(ネットワーク応用通信研究所フェロー、Ruby開発者)は、「スパコン世界一は無意味」(日経ビジネス2009.12.21-28年末合併号)と題するコラムの中で、「私が開発したプログラミング言語『Ryby(ルビー)』は、性能がいいとは言い切れない。 例えば、同じ働きをするプログラムをRubyと『Java(ジャバ)』の両方で開発した場合、多分Javaの方が性能はいいだろう。 一秒間に処理できる命令数でRubyが劣る。 しかしIT業界では、同種のアイディアを持つ企業に先んじて、自社製品を市場に投入することが勝負を決める。」と述べている。 同感である。

今回の”世界一を狙うスパコン開発”論と、先の”iPodは日本の技術をもってすれば造作もなく出来ること(出来た筈のこと)”という言い方に同質性を感ずる。

12/28/09

2009年10月7日水曜日

日本の技術 (2)

先にも書いたが、技術を有する日本の中小企業のホームページを数多く読んで感じたことの一つに、日本が誇る加工技術その物をブラックボックス化して、いかなる先端的な機械にも埋め込みが出来るようなインターフェースを持たせることはできないものだろうかとの思いが強くある。 詰まり我国の中小企業の多くが上位システム製品に利用される部品加工技術に特化しているように見受けられるが、これら企業の多くが、長年の経験の蓄積(暗黙知)をその企業の技術の優位性の一つに挙げている。 

他方新興国によるキャッチアップ、そして低コスト化の先に見える我国の姿には、明るさが乏しい。 なれば、いっそ、その”暗黙知”をブラックボックスに封じ込めてモジュール化し、対価さえ払えば誰でもがそのモジュールを使えるようにすることは出来ないか。 やや開き直りの様にも思われるが、暗黙知という知財を有形化する方策は、一つの選択肢たり得ないか。 

素人の戯言と笑われるかもしれないが、現在の技術を捨て去ることなく進化発展させることが出来ないか・・・浅はかながら、その思いが頭を離れない。

10/7/09

2009年9月30日水曜日

日本の技術と情報発信

技術を有する日本の中小企業を英語でリストアップするANSListsにデーター入力を初めて早くも2か月近くになる。 まだまだ道半ばだが、既に一万件位のホームページを見たことになるだろうか。 この間実に多くの新たな発見があり、これからもこの作業を続けて行くとさらに多くのことを学ぶことができると思うと胸躍る気がする。 

又、それぞれの企業のホームページの作り方は、当然のことながら千差万別ながら、そこには何か日本独特の型があり、それを英文にそのまま翻訳すると違和感が出るものも多くある。この辺りのことは別途このブログに書き留めて行きたい。

9/30/09

2009年9月16日水曜日

日本の技術

我々日本人は、様々な国内メディアが発信する「世界に誇る日本の技術」、「技術立国日本」などの言葉をよく見たり聞いたりするが、果してそうか。 国際的にも通じる話なのか、時折疑問に感じながらも、国内にいるとそんな疑問も何となくメディアの主張に流されてしまう。

米国にTechnologyReview.comという技術情報サイトがある。 このサイトを運営する会社のオーナーはマサチューセッツ工科大学だ。 Technology Reviewという媒体自体は1889年に創刊された雑誌である。 これをインターネット用に構築したサイトが、TechnologyReview.com。 このサイトには、英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、そして中国語と5カ国後で情報発信をしている。

ここには日本語はない。 世界で日本語を理解する総人口とドイツ語あるいはイタリア語の総人口と何れが多いか判らないが、日本語が無いのは少し寂しい感じがする。 日本人の側に、世界の技術情報を日本語で理解する必要性はないというおごりが有るのかもしれない。  

日本の技術情報は時折、このTechnologyReviewで取り上げられているようであるが、余り多くはない。日本には魅力的な新しい技術がないのか、それとも日本からの情報がTechnologyReview.comの執筆者達に届かないだけなのか。 いずれにしても、我国の技術情報が日常的に或いは体系的に彼らの目に触れるようになっていないことだけは確かなようだ。

何時もこのブログで書くことだが、先ずは我国技術情報を世界へ向けて自ら発信する手だてをつけること、そして我々は世界の技術情報を日常的に手に入れる手段を構築するべきこと、もはや焦眉の急の様に感ずる。

9/16/09

2009年9月7日月曜日

最近の住宅事情

最近のメディアで、嘗ての集合住宅団地の過疎化や、古い戸建て住宅が廃屋同然で放置されているという報道が目につく。 一説には700万戸以上も空き家になっているという。 これらの家は今後どのようになるのか。 恐らく集合住宅ビルは、耐震強度などの問題から取り壊されて新たな高層住宅に生まれ変わるのか、廃墟となっている古い戸建て住宅はどの様になるのだろうか。 疑問は尽きない。 所有者の意思をもとに、建物の強度、補修費用や立地条件等を判断基準として、取り壊すべきものとそ再利用するものに振り分けられて行くのであろうか。

このような時代背景にあって、今なお都心部には高層住宅が建設されて行く。 これらの高層住宅も40-50年後には廃墟となる危険性があるであろうに。 我が国日本は、既に鉄道、バス、道路などの交通網が整備され通勤時間も凡そ1時間以内に収まる勤労者が恐らく70%を超えているであろう。 されば、これ以上都心部に高層住宅を建設することはやめにして、今既にある住宅地域を再整備して、日本らしい豊かな街並みを取り戻す努力は出来ないものか。 東京を少し離れると地方には大きな戸建民家が建ち並ぶ。 青い空が広がり、気持も開放感に満たされる。 在宅勤務制度を導入する企業も増えてきた。 であれば、空気の良い地域に住みながら仕事をする人も増えて行くであろう。

現在の住宅街を美しく整備すること、実現するためには国や地方の行政主導による整備計画や制度整備、税制整備、金融支援機構など、やや復古調の制度見直しも必要かもしれない。 大変な作業であろうが、”日本の住宅寿命は30年”等といわれている現状、家を建てても30年後には又建て替える、何と無駄の大きいことか。 昨年福田政権の時に”200年住宅の普及を”と言っていた。 見識である。 

そしてもう一つ、瑣末なことかも知れないが、住宅街の電柱はすべて撤去し、共同溝を設けて、電力線、通信ケーブル、ガス、水道すべてを共同溝に埋設すれば、都会の住宅地の青空も広くなる。  外国から来る友人は、商業地、住宅地を問わず空に雲の巣の様に張り巡らされている電力線と通信線に例外なく驚きの声を発する。

9/7/09

日本のかたち

8月30日の衆議院議員総選挙で民主党が歴史的大勝で308議席を獲得。 1955年以降本格的な政権交代は初めてとあって、民主党が主導するこれからの日本の進路についての議論が、賑やかだ。 国家100年の計、今や崩れかかっている日本のかたちをどうするのか。 

国際関係は? 国民を豊かにする経済成長策は? 国土整備は? 農業の再生は? 人口問題は? これらを将来支えて行く青少年の教育は? 課題山積、一年や二年で結果を求めることは拙速に過ぎるかも知れない。

米国オバマ大統領の様に、”Green Energy社会の構築”、”核廃絶”というとても分かりやすく、従来路線と180度異なる政策ビジョンを掲げることは、中・長期的な方向を示す意味で重要であろう。 Green Energyは日本の得意分野、”核”問題は被爆当事国、先ず日本から強力に発信されなかったことは少し残念だが。

わが国には豊かな技術開発力・創造力、人的資源、豊かな観光資源や文化資源、があり、仕組みを変えることにより更なる成長を期待することができる。 農業や漁業さえも然り。

9月16日の国会承認を経て動き出す民主党鳩山政権。 期待したい。

9/7/09

2009年8月4日火曜日

OLED照明技術

20年以上前に発表された有機材料に通電すると光を放つ現象は、将来の画像ディスプレイ技術や照明技術を変えるといわれたが、実用化へ向けての様々な課題があり、未だ白熱球や蛍光灯などの様に日常的に使われるレベルには至っていない。 テレビ用には、2007年にソニーが11インチ画面の商用化に漕ぎつけた。 

有機EL(OLED -Organic Light Emmitting Diode)による照明市場は2015年には6000億円規模になるとの予測もあり、米国コダックやGE,オランダフィリップス、NECグループ企業など多くの世界企業が一層の普及へ向けて地道な努力を続けている。 

我国はこの分野でリーダシップを取れるか・・・有機EL開発に力を注いできた城戸淳二氏(山形大学教授兼山形県産業技術推進機構有機エレクトロニクス研究所長)が日本経済新聞の「日本創造会議」と題する記事(2009年8月4日朝刊)の取材に応えて、「日本企業は有機ELの素材開発や、素子作り、製造装置などで優れた技術を持つ。 垂直統合すれば世界最先端の有機EL産業を築き上げられる。」との思いから昨年ルミオテックという企業設立したとのこと。 

OLED照明パネル商用化には製造コストの低減など、克服しなけらばならない課題はあるようだが、是が非でも世界をリードする地位を築いて頂きたい。 

8/4/09

2009年7月29日水曜日

ついに動くか日立

昨日、日立製作所川村新社長による「社会イノベーション事業の強化」と題する説明会が催された。

上場子会社5社を吸収合併すると共に、情報通信グループや社会インフラ事業を強化し、新たな視点で電池事業にも相当の力を注ぐとある。 

それにしてもグループ全体で944社、約40万人もの従業員を抱える巨艦、小回りは難しく解決するべき課題は山積しているであろうが、動けば強烈な推進力を有する会社の筈、有言実行、発表通りの計画を成就してもらいたい。

7/29/09

2009年7月27日月曜日

パソコン内での顧客争奪戦 (3)

「パソコン内での顧客争奪戦」、今年6月と一昨年2007年9月に触れたが、TechCrunchのCEOMichael Arilington氏の話は、其の競争が熾烈になりユーザにとっては益々選択肢が広がってゆく様が語られていて面白い。 ブラウザ機能一つとっても、今やマイクロソフトのBing, Google, Safari, FireFoxと一つのパソコン上で何時でも瞬時に切り替えられるようになってきている。 このようなことが簡単にできるのも、ソフトウェアの発展、通信環境の発展、クラうドコンピューティングといわれる技術進化、そして最も重要なことはハードウェアとしてのパソコン自体が長足の進歩を続けていることだ。


未だ多くのパソコンのOSがマイクロソフトで有るが故に、Googleで開いたサイトの情報をより深く検索してゆくとマイクロソフトの「Internet Explorer」を使わないと閲覧できないものがある。 このような時には改めてInternet Explorerから再度そのサイトへアクセスしなおさなければならないトいう煩わしさはあるが、何れは改善されることは間違い無い。 

7/27/09

2009年7月20日月曜日

Verizon

Verizon Communicationsの会長兼CEO、Ivan Seidenberg氏が語る同社のビジョン、米国人特にVerizonの顧客には余り評判が良くなさそうだが、世界中の人と人をもれなく繋ぐ企業でありたいと言い切るところは宜しいのではないかと思う。 如何であろうか。 元のインタビューは45分と長過ぎるので、10分程度の要約版をここに下記に貼り付けておく。



尚、Verizon Communicationsとは、1984年に当時世界最大の通信事業会社であった旧AT&Tが米国内地域電話事業を7つの地域電話会社に分離・分割して生まれたアメリカ東部の電話会社ベルアトランティックが、2000年に大手独立電話事業会社GTEを買収した折に、社名を現在の名前に変えたもの。

7/20/09

電話線

多くの技術分野同様、この半世紀の間の通信ネットワーク技術は長足の進化を遂げた。 電気通信技術というと堅苦しいが、我々が日常的に使う電話、その電話機に送りこまれた音声が相手の受話器に音となって伝わる過程は大きく変化した。 

半世紀以上前、電話をかけるには、自分の所の電話線(銅線)が繋がっている最寄りの電話局を呼び出し、”電話交換手”に相手の電話線が繋がっている電話局を経由して相手の電話機につなげてもらう手順を経てようやく相手と話すことが出来た。 

現代は、通常電話をかける過程で電話交換手は介在せず、代わりに高度な機能を有する電話交換機というコンピュータがその役割を果たす。 現在日本に於ける電話交換機はすべてディジタル化されていて、従来の電話線を取り換えること無く、同じ電話線の上にディジタル化された信号(音声、データ、映像など)を一方から他方へ送ることを可能(ISDNサービス)とし、電話線の持つ意味を大幅に変えた。 

最近は、従来の電話線を取り換えることなく、音声は電話交換機をそしてデータや映像は別のルートを経由する技術(ADS)が登場しいわゆるブロードバンド時代の幕開けとなる。 今や、光ケーブルの敷設が普及しハイビジョンテレビ映像さえも一本の光ケーブルで運ばれることを可能とし、音声をもデータ化することにより従来型電話交換機を介さずに相手と会話出来る(パソコンにマイクとヘッドセットを差し込んで相手と会話できるSkype等が一つの例)様になってきている。

無線の領域でも、3G携帯から次世代携帯への移行が計画されており、又、一時騒がれたホットスポットに代表される無線データ通信手段の更なる発展とともに、高度な無線通信網が形成されようとしており、其の利用の多様化への潜在性は測り知れぬほど大きなものとなる。 

一本の電話線に様々な情報が重畳するようになり、従来の銅製電話ケーブルが光ケーブルに進化、そしてそこへ無線が融合するというと、小難しい話になるが、電話線は最早音声会話だけの為ではなく、日常生活に於ける我々の視聴覚神経の一部になりつつある。

7/20/09

2009年7月16日木曜日

日本、韓国、中国、3国間企業連携

EMS-R2グループ、横浜に本社のある3TEC 以前英文ブログANSTechGlanceにも引用した企業) という会社が中心となって創設された日本と韓国の中小企業が参加するグループである。 参加企業の業務分野は、回路設計、ソフト開発、基板設計、基板製造、金型・射出等の製造関連分野から各種認証試験、研究開発、機器開発販売、貿易、展示・広報関連、通訳、等20分野に及ぶ。 現在は中国の企業も加わりこのブログを書いている時点で参加企業数を数えてみたら105社。 少し長くなるが、EMS-R2グループのホームページ上の事務局あいさつ文には次のように書かれている。

EMS-R2グループは、高度な技術を保有する日韓の中小企業と、強力な生産能力や巨大な市場を有する中国との連携・相互補完により、新市場の創出、製品・販売・サービスの高付加価値化を目指す取り組みを支援いたします。

その目指すものは、単なるコスト競争に囚われず、市場に求められる製品開発力や、各社のコア技術を結集することで可能となる、国境を越えた新しい市場の創設。

従来のEMS事業(Electronics Manufacturing Service=電子機器の受託生産サービス)-大手メーカー主導型-とは異なり、日韓中の各中小製造開発企業の対等な連携による、新たなスタイルの製品 開発、製造モデル(プロダクト・デザイン)からマーケティングまで、幅広いサービスをお届けいたします。」

とても心強く、このグループ創設に尽力された方々の熱い思いが伝わってくる。 日本国内に於ける”産業クラスター”は、政府の強い支援もあり、数多くあるが、このようなアジアの強力な国々による連携”は、21世紀の我国産業の有り方を示唆しているように思われる。

参考サイトへのリンク: EMS-R2グループ株式会社3TEC

7/15/09

2009年7月15日水曜日

RSSの利便性

表題のRSS、日本語Wikipediaを引くと、以下の様な記述がある。

RSSは、ニュースブログなど各種のウェブサイトの更新情報を簡単にまとめ、配信するための幾つかの文書フォーマットの総称である。
  • RDF Site Summary(RSS 0.9とRSS 1.0)
  • Rich Site Summary(RSS 0.91)
  • Really Simple Syndication(RSS 2.0)・・・」 以下省略

今更ではあるがこのRSS、常日頃気になる情報サイトの更新状況を定期的に調べるにはとても良い道具である。 自分が日ごろ使用するブラウザーに、その気になるサイトをRSS登録して置くだけで良い。 後は、そのRSS登録したタブを定期的にクリックすれば、当該サイトで更新された情報の見出し或いは冒頭部分が箇条書きで表示される。 10ヵ所のサイトを定期的に見たければその10ヵ所のサイトをRSS登録しておけば良い。 Googleが提供するiGoogleを利用するとその画面にRSS登録したサイトページの最新の見出しが3件程表示される。いちいちその10ヵ所のウェブサイトを開かなくとも済む。

インターネットで定期的にニュース等の情報を得ようとするユーザーにはRSS機能は欠かせないものになりつつあると思う。 

企業が自社のニュースを発信する折にはこのRSS機能は必須と思われるが、未だ”RSS"対応の表示を持たない大手企業のホームページが結構ある。 英語による情報発信と同様に、我国企業のRSS対応の情報発信が強く望まれる。

7/15/09


2009年7月14日火曜日

太陽光発電に欠かせないもの

「低炭素社会の実現」というキーワードと共に最近注目を集めている太陽光発電システム、通常の一般家庭用システムは、3キロワット程度の出力の物が主流だそうで、太陽光電池パネルから取り出した直流電気を交流に変換し使用する。 

太陽電池パネルは通常屋根の上に設置することが多く、点検作業並びに発電効率を維持するためのパネルの掃除などどの様にするのであろうか。 日頃より気がかりであったが、先日発売された「日経ビジネス7月13日号」(同誌15ページ、”太陽電池、盲点は「故障」-小笠原啓氏著述)によれば、現時点では出力20キロワット未満の太陽光発電システムには法律上、定期点検は求められていないとのことだ。 

又、殆んどの大手メーカーの製品は10年保証を掲げているので保証期間内であれば無償交換に応じているとのことであるが、先の定期点検・補修等はユーザ側が行わなければならないようだが、専門知識の必要性、更に、屋根の上では危険も伴う。 その作業の危険性などをも考慮すると、専門家による定期点検、定期補修が望ましいと思う。 

今後太陽光発電を一層普及させるためには、このような保守点検サービス網の整備が不可欠であるように思う。 更に付け加えれば、高品質で製品寿命が30年位のシステムが生まれてくることが望まれる。 太陽光電池パネルの表面の掃除などは、機械構造的に清掃機能を持たせられるものが欲しい。 いずれの点もユーザのわがままかも知れぬが、日本の製造業ならば可能であろうと期待したい。

7月14日

2009年7月12日日曜日

無線で電力と音声を同時伝送


予てより理論的には可能とされていた無線電気エネルギー伝送(wireless energy transfer)技術を、2007年に米国マサチューセッツ工科大学の6人のチームが実際に60ワットの電球を光らせて見せることで、具体化の可能性を世に示した。 

この技術をさらに進化させて、電源や音声信号用のケーブルに接続されていないスピーカーから、音を再生するという技術を、インテルが開発デモをしている。 ここに、その映像をインテル社のサイトから借用した。 


ここでは、無線共振エネルギーリンク(Wireless Resonant Energy Link-WREL)と呼んでいるが、特定周波数で共振をさせるために、他へ障害を与えるような影響は殆んどないとのこと。

この映像を見ていると、6-7年前に、iPod用の小さなアンテナ兼発信装置、iTripに接した時に受けたと同様の衝撃を受ける。 iTripは既に良く知られているように、iPodに収録した音を一般のFM受信機で受信・再生可能にする、いわば”超ミニどこでもFMステレオ送信機”である。 

上述のWRELが、実用商品として登場する時期は全く分からないが、電源もケーブルもない離れた所にあるスピーカから音を出させるだけではなく、ノートパソコンや、携帯電話も充電器に接続せずとも無線充電できるようなことになるのかもしれない。 多様な用途がありそうだ。

7/12/09




2009年7月7日火曜日

twitter

Tim O'Reill、出版や会議開催を手がけ、特に技術分野においては大変著名な人物であるが、彼自身が実際に利用しているSNSの一つ"twitter"を例に、現代社会に於けるSNSの役割(役割の一つというべきか)を説明している。 以前このブログでもtwitterのCEOが話すVideoを引用したが、面白いテーマなので、近々改めてこのブログで考えてみたいが、先ずは彼の話を聴いてみよう。 この話の内容はテキストでも読むことができるのでここにリンクしておく。


7/7/09

2009年7月6日月曜日

国際協業

米国ウォールストリートジャーナルのインターネットサイトに”D| All Things Digital"というページがある。通常ここで取り上げる技術/製品は一回一つの技術/会社だが、今回は一つのテーマに3社が関わる。 CanestaGesture Tekという米国企業2社と日立の3社だ。 

ここで紹介される新技術の応用例は、テレビ受像機に内蔵した小さなカメラが人間の手振りを読み取り反応するというもの。 テレビ受像機に限らず、様々なディスプレーパネルに利用でき、家庭内の電気製品を一つの画面に向かいジェスチャーで制御できるという。 出来てしまえばどうということもなく、“利用範囲の広い面白い技術”であるが、このような技術を1社独自で開発しようとすると膨大な時間と資金を必要とするように思う。 「3人寄れば文殊の知恵」の結晶が、まさにここにある。 日米の国際協業で有るところが今後益々複雑になるであろう新技術開発の方向を示唆している。



7/6/09

2009年7月5日日曜日

ピラミッド建造方法の謎

今日午後9時からのNHK総合テレビ番組、「NHKスペシャルーピラミッド 隠された回廊の謎」は古代エジプト建築技術の一端を垣間見てとても刺激的であった。

エジプトギザの3大ピラミッド5000年前に作られたというがその建設方法は未だに謎。 世界遺産にも登録されている「クフ王の大ピラミッド」は、高さ147メートル、底辺の長さ230メートル、平均2.5トンの石を300万個積み上げられ、地上60メートルの場所には、重さ60トンもの巨石も使われてるという。 フランスの建築家ジャン・ピエール・ウーダントいう人が10年前の1999年からこの謎の解明に挑戦、建築家としての知識と技術を駆使して、謎の解明へつながる可能性のある一つの説を発表したという。 

それは、「内部トンネルを使って建設した」という独特のものだ。 内部トンネルはピラミッドの周辺を勾配4度で昇る回廊状のもの、其の回廊の中を通して2.5トンの石を人間が引き上げて行く。 石が積み上がるごとに回廊は上へ伸びて行く。 それでも最上段に位置する部屋の天井に使われている60トンもの大きな石は運べない。 これは、別の急勾配の内部トンネル内を釣り合い重りを有する人力エレベータにより引き上げたという。 この説を、裏付ける新たな発見が幾つか見つかり、又、専門家がコンピュータでシミュレーションを行い、建築・機械工学的には実現可能であるとのこと。 

この話はあくまで、人類長年の謎に迫る一つの説であり、未だ完全に実証されたわけではないが、今もなお砂漠にそそり立ち世界遺産となっている巨石建造物ピラミッド、5000年後の今、それが存在し続けること自体が驚異だが、どのように建造されたのか、考えるだけでもわくわくする。 現代建築で5000年後の未来にも形をとどめているものがはたしてどの位あるのだろうか。 先日書いた
「芸術としての建築」と考え併せてみると又別の興味がわいてくる。 そして、ピラミッド建造時に使われたエレベータの基本原理は、5000年の時を経ても現代エレベータの作動方式の根幹をなしていることは、”技術・テクノロジー”の普遍性を改めて考えさせてくれる。

7/5/09

2009年7月2日木曜日

芸術としての建築

建築物は単なる居住空間の創造ではなく、芸術作品でもある。 ここに語られていることは、とても示唆に富むが、スクリーン上に映し出される創造物は様々な意味で“古く”なった時、どの様に扱われるのであろうか。 普遍性のある数百年前に建てられた石造り、あるいは木造建築建築に安らぎを覚えるが、視点が違い過ぎるだろうか。 素人の戯言かも知れないが、何やら気になる議論である。


7/2/09

2009年6月16日火曜日

パソコン内での顧客争奪戦 (2)


大分前に、パソコン内の顧客争奪戦というタイトルで簡単な文章をここに記したが、最近はマイクロソフトとアップルからのソフトウェア更新連絡が頻繁に来る。 勿論オンラインでユーザが用中のパソコンにである。

日常使用するパソコンのOSが、マイクロソフト社制のものであるユーザは、同社からの更新の連絡は受けざるを得ないが、最近はマイクロソフトユーザであっても、アップルからSafariの更新があるのでダウンロードするかと聞いてくる。 ここ数日、話題のSafari 4も同様だ。 本日の日経新聞夕刊にSafari 4のダウンロード数が僅か3日で1,100万を超えたとある。 然もありなん、此方が根負けする位何度でも聞いてくるのだから。

一度了解すると、此方のOSがマイクロソフト製であることを自動認識して、それに対応したSafariを送ってくる。  

郵送されてくるダイレクトメールなどは、何と資源の無駄か等と思いながらも、未開封のままゴミ箱へ直行する。 オンラインで来るソフトウェアの更新は、更新版のダウンロードに、ユーザの時間を少々とパソコン上のディスクの一部を占めるのみだが、パソコン内にしっかりと入り込む。 何とも巧妙。 

Safariをマイクロソフトユーザのパソコン内に送りつけ、その内ユーザの気が向いた時にお使い下さいということだろう。 ユーザーが一度使い始めて、若し、Safariに優位性を感じると、アップルにとっては、マイクロソフトのユーザを奪取したということになるのだろうか。

静かに、然し激しい争奪戦がネット上で、いやそれ個々人のパソコンの中で繰り広げられている。

6月16日

2009年5月8日金曜日

携帯可能WiFiスポット

本日知人から送られてきたNew York Timesの記事に、米国Verizon社が、そのG携帯通信網を利用して、WiFiホットスポットを携帯可能とするサービスを始めたとある。

このサービスは、ワイシャツのポケットに入るような薄くて小さいカードを持ち歩くだけで、Verizonの3G携帯通信網の領域内である限り、何時でも何処でも誰でも直ぐにWiFi環境を作れるとのこと。

従来は、携帯通信網接続用PCカードが挿入されたPC(あるいは同等機能を内蔵するPC)だけが携帯通信網にアクセス出来るが、複数利用は困難、使用価格設定も利用時間や利用パケット数に比例するような設定が多く、ユーザー層に限りがあったと思う。 

Verizonこのサービスは、通信速度を上げることを目的としている訳ではないが、このカード一枚有れば、直ぐにWiFi環境を設定でき、また、料金も選択可能な固定料金制の様なので、利用者にとっては極めて利便性が高く、G携帯網のデータ通信利用効率を飛躍的に向上させる効果がある様に思う。

考えてみれば従来の3GPCカードにWiFi無線機能を付け加えて、PCPCカードを切り離し複数のPCがWiFi接続出来るようにしただけのこと、革新的な新技術という代物ではないが、コロンブスの卵的な斬新さがある。 このような発想は日本人が優れていると思っていたが、我が国では3.9GとかLTEとか称する次世代高速携帯通信網の構築で主導権を取ることに血道をあげでいて、既存3Gを有効に利用するという発想力と視点が抜け落ちている様に思う・・・少し言いすぎであろうか。 

頑張ろう日本!

5/7/09

2009年4月20日月曜日

Susan Boyle - Singer - Britains Got Talent 2009

タイトル名は、ここ数日ネットやメディアを賑わせているYouTubeの動画像につけられているもの。 Suzan Boyleというひとは、素人の歌手ながら、この画像で一躍世界中で有名になった。 僅か8日の間に3200万ヴューを獲得。

この人の歌唱力は申すまでもなく素晴らしいが、平凡な人の名を僅か一週間で世界中の人に轟かせてしまう、情報伝達手段としてのYouTubeの威力。 この種の番組で日本に於ける最大規模のものは、NHK総合テレビの日曜のど自慢番組くらいであろうか。 あののど自慢番組で3200万の視聴者を得ようとすると莫大なコストがかかるに違いない。 

インターネット上に於ける動画の持つ力は絶大だ。 現時点では、YouTubeは誰でも無料で利用できる。 上手に利用すれば如何に世界の注目を一瞬にして集められるか、Susan Boyle女史のこの映像はとても多くの示唆を含んでいると思う。 

念のため当該YouTubeのURLをここに貼り付けておく。

4月20日

2009年4月14日火曜日

ジャーナリズムの新たな試み

インターネットが普及し皆がネットに接続出来る時代に、新聞、雑誌等の既存メディアは果して生き残れるのか。 多くの人々が抱き始めたこの疑問、一つの方向性を示す試みが始まった。 True/Slantというメディアがそれだ。 Wall Steet Jounalの有名なコラムニストWalt Mossberg氏がこの新しいメディアについて簡潔に紹介してくれているので見てみよう。



True/Slantは、ウェブベースのニュース配信とは異なり、記事の執筆者は自分自身のページを持ち、自分の得意分野の文章を書く。 そこにスポンサーが広告を掲載し広告収入の一部を執筆者も受け取れるという。 当面は65人の“契約執筆者”が記事を書くそうだが、読者はコメントを投稿出来る仕組みになっているとのこと。 又、SNS機能も持たせるとか。 Mossberg氏の話を聞いている限りは、インターネット上で可能な様々な手段を総合的に網羅した媒体の様でもあり、現在の延長線上で考えればごく自然に出てくる発想の様に思われる。 True/Slantが成功するかどうか、何とも言えないが、インターネット時代に於ける新たな試みであることは確かだ。

4/14/09

2009年4月12日日曜日

世界へ向けての情報発信

日本から世界へ向けての情報発信、言われて久しいが10年一日の如く、目覚ましい進展は殆んど見られない。 その中で、少しでも日本の技術や製品の情報を海外に届けようと頑張っているサイトがある。 株式会社デジタイズドインフォメーションが運営するDigInfo TVである。 この会社は取材から映像制作、日本語と英語によるナレーション吹き込み、そして発信作業に至るまですべてを自らの手で賄う。 YouTube上にもチャネルを有しているので、欧米やアジアなどからの注目度も高く、多くのアクセスがある。 


動画という極めて情報力の高い手段を用いて英語と日本語の二カ国語で日本の製品・技術の情報を発信するサイトは、日本人にとっても貴重である。 2006年春からほぼ毎日のように地道に情報を発信し続けるその努力に大いに敬意を表したい。

4/12/09

2009年4月5日日曜日

ColaLife


某社の清涼飲料水は世界の隅々まで届けられる。 アフリカの最貧国までも。 其の清涼飲料水を運搬する箱のの中に薬や避妊具等を入れて、一人でも多くの子どもの命を守ろう、一人でも多くの人を病気感染から守ろうと、地道な運動をしている組織、ColaLife。 その代表者Simon Berry氏が4月2日G20会場で、あのBob Geldofに直撃。 わずか1分でColaLifeとその活動をインプット。 Berry氏、Geldof氏共に実に活動的だ。


4/5/09

2009年4月2日木曜日

昔馴染み

最近は、暫く音沙汰なかった学生時代や昔の職場の同僚などからしばしば連絡がある。 「じゃ、今度会おうか」・・・自然の成り行きである。 

先日は、高校を卒業して初めてのクラス会の案内があった。 生憎、都合つかず出席出来なかったがクラス会の後、暫くの間、嘗ての若い頃と同じ調子の会話がメールで飛び交っていた。 数年に一度開かれる小学校のクラス会、此方も開催頻度が上がってきた。 最近は二年に一度、ぼつぼつ毎年開こうということになりそうだ。

昔話に耽ることには余り興味はないが、嘗ての仲間や友人の輪の中に入ると皆と一緒に過ごした時代に瞬間移動する感じはとても好きだ。 

歳を重ねるのも悪くない。 来週も又一件、数十年前の同僚と美味しいお酒になりそうである。

4/2/09

2009年3月29日日曜日

進化するiPhone

相変わらずiPhoneが進化している。 ハードウェアもそうだがむしろiPhone端末上で利用できるアプリケーションがどんどん豊富になっている。 twitter等は正に携帯端末で使うSNSとしては最適。 又、アマゾンキンドル(電子読書用端末)で読むことができる作品と同じものをiPhoneでも読めるそうだ。 無線環境が整っていさえすればiPhone或いはiPod Touch一台有れば、今までの様に複数の携帯端末を持ち歩く必要が無くなるのかもしれない。 
技術進歩のトレンドを外挿してみると、iPhoneや iPod Touchの様な小型携帯端末の唯一の難点かも知れない、小さな画面サイズ、小さなキーボードもシート上で折りたたんで携行できるものが出来るに違いない。
Source: "Some favorite apps that make iPhone worth the price" presendted by Walt S. Mossberg of Wall Stree Jounal
3/29/09

2009年3月25日水曜日

テレビ

昨日のWBC決勝戦は、久しぶりの面白い試合であった。 普段は野球を殆ど見ないが、プレーの質も高く、国対抗戦であったこともあり、今回ばかりはテレビの前に釘付けであった。 今夜、その「侍日本」チームが成田に帰着、これから記者会見が始まるらしい。 
 
昨夜の小沢一郎氏留任記者会見。 地上テレビであの記者会見を同時生中継で流していたのは、NHK総合テレビのみであったのは聊か驚きである。 

3/25/09

2009年3月22日日曜日

絵本の森美術館

長いこと、一度は行こうと、思いっきり、 車を駆って行ってみた。 木立の中に、点々と、ひっそり佇む館群。  一つはおもちゃの博物館。他に2つの絵本舘。  誰も居ない読書室、綺麗な絵本を手にしたら、 2冊、3冊、時が経つ。  悠久の、時を感じた日曜日。。。

3/22/09

2009年3月19日木曜日

グリーン・ニューディール

今日のNHK特集番組「環境で不況を吹き飛ばせるか~グリーン・ニューディールの挑戦~」, 70分の長時間番組であったが、私のフィルターを通して聞き取ったキーワードを羅列してみると・・・

・ オバマ大統領によるグリーン・ニューディール政策
・ 自動車の蓄電装置をも給電端末と位置づけるスマート・グリッド網の整備
・ スマート・グリッド網の一つの要の技術を担うGEとGoogleの協業
・ グリーンカラー労働者(500万人の雇用創出)
・ 再生可能エネルギー分野に於ける米国による覇権復活
・ 世界の最先端にある日本の自然エネルギー利用技術を生かしきる為の米国との戦略提携の必要性

スマート・グリッドの概念を、インターネットの進化プロセスに重ね合わせてみると、先ず直ぐに思い浮かぶのが、電力会社の役割に新たに加わる重要項目に、電気蓄積ノード(IT的発想の造語としては、電気サーバ・ノードとでも言おうか)網の構築とその管理が挙げられそうだ。

先ずは、備忘録。

3/19/09

2009年3月14日土曜日

美しい國日本

それにしても、富士山は美しい。  


このように富士山のほ「美しい國日本」、左の写真右端にこのように書かれた石碑が写っている。何時建立されたか分からぬが、”石原慎太郎と”銘が彫ってある。
日本一の山、富士山を背景に今や空家の「しるこや」、鳥居の右にその石碑、この景色を撮した自分で言うのもおかしいが、何やら今の日本を象徴しているような面白い構図だ。ぼ全容を見るのは久しぶりであった。  3月12日芦ノ湖スカイラインより。
3/14/09

2009年3月11日水曜日

グーグルCEO エリック・シュミット氏の話

グーグルのCEOエリック・シュミット氏の話だが、技術に留まらない広範囲に亘る彼の洞察が、とても示唆に富んでおり興味深い。 50分強の長いビデオだが、全編聴く価値は十分にあった。


製品デザイン

Don Norman氏曰く、製品デザインには3つの要素、美しさ、バランス、機能性の3つがると。 別の言い方をすれば、人は感動したり感情が揺すぶられたりすることにより気持ちよく仕事ができたりするとのこと。 その通りであろりであろう。 此処に彼の面白い話をビデオに収録したものがある。 少し古いは話の内容には普遍性があるノで、ここに書き留めておきたい。




3/11/09

2009年3月6日金曜日

広域国際協業

技術を有する中小企業が国際的に連携する、その流れは最早必然であるが、我が国の産業構造、海外取り引き上の商流、言語、人材、など様々な課題から、国際連携へ向けての歩みは遅い。 

そのような中、先日2月4日の日刊工業新聞に「広域連携駆ける」という題名のコラム記事に、「電子機器開発・生産を一貫受託」するスリーテックという会社が紹介されていた。 同社のホームページによれば、昨年6月現在日韓中の3ヶ国で合計85社の中小企業の連携で構成されている由。 核となるものは提案型EMSビジネスとのことであるが、85社の中には同業者も含まれるとのことにて、良い意味での競争環境がグループ内部に存在しており、グループ85社は互いに切磋琢磨しているに違いない。 頼もしい限りである。

我が国企業の技術水準は高い、然しながら、国内に留まり待つだけでは、現状維持さえも難しい時代である。 研究開発、製造、市場拡大と販売、あらゆる面での国際協業の促進が望まれる。

スリーテック社の更なる発展を心より祈りたい。


3/6/09

2009年3月5日木曜日

携帯電話の創造的な使い方

インターネットを便利に、創造的に利用する道具が毎日のようにネット上に登場する。 インターネットを支える様々な道具や通信機器、通信インフラも相当充実してきた。 今や、ユーザがこれを如何に創造的に利用し、ビジネス或いは社会を動かす力として利用してゆくかという時代。 芸術やアートの世界にもその兆候が見られる。 ロイターがレポートするこの映像、携帯電話端末を絵筆代わりに使う人を紹介している。 与えられた道具をいかに使いこなすか、それがメーカの設計に反映されてさらに新たな製品ができてくる、従来の製品モニターとは全く異なる仕組みが出来つつあるのかもしれない。

3/5/09

2009年3月4日水曜日

あたり前になったインターネット

インターネットが可能にした仕事とライフスタイル ディジタルとかインターネットとか半導体とかいうと、「ムーアの法則」で言われるがごとく、”目まぐるしく進化するもの”というイメージが先に立つが、それを使う立場で見ると、むしろインターネットが進化するほどに自然豊かなゆったりとした時の流れに身を置きながら、仕事をし生活をすることを可能とする、理屈でわかっていることながらもこれを実践している姿を美しい映像と共にみると、「ようやくインターネットも、一つの技術としての成熟機に入ったなぁ・・・」などと、妙に納得。 今や空気や水の如く、気に留めるまでもなく「あって当たり前」の時代になってきたかも知れない。 WigglyWigglersの創業者の話が興味深い。


3/4/09

楽器にもなるiPhone

エレクトロンでもシンセサイザでもない、iPhoneとiPodと4人の歌声だ。 携帯電話、携帯プレーヤー、携帯コンピュータ・・・そして携帯楽器、次は何が出てくるのだろう。 楽しみである。


3/4/09

2009年3月2日月曜日

twitter - 21世紀型創業モデル?

最近はSNSの道具が数え切れないほどネット上に存在するが、その中の一つにtwitterがある。 今すぐ、言いたいことを140文字以下で表現する。 入力後、twitterのサーバに保存した瞬間に、ユーザである自分の発言を常にモニターしている人達の目に触れるところとなる。 

ここにtwitterのCEOの話がある。 twitterの使い方は、今や様々だが、創業CEOさえも、予測できなかった程の広がりを見せる。 twitterのHPを見ると、未だビジネスモデルを研究中であるとか。 新しい試みであればこそ、実験しながらビジネスモデルを考える。 21世紀型の新たな動きと言えるのだろう。



3/2/09

2009年2月27日金曜日

ペットボトルの行方は?

ここで挙げられている例は、ペットボトルによる環境汚染問題だが、頭で解っていても映像で見せられると強烈である。 


2/27/09

2009年2月13日金曜日

WikiWiki

ウィキペディアを知らない人は、殆んど居ない位有名で便利なインターネット上の百科事典、そこに記述される内容は、世界中の善意ある人々による、共同作業で時々刻々進化している事は、知られているところだ。 

この共同作業原理、つまり世界の衆知を集める手段は、多くの可能性を示唆してくれる。 

"WikiWiki"という言葉はハワイ語で「速やかな」という意味らしいが、今後はインターネット上の共同作業により作られる様々な情報集積場所を示す一般用語になってゆくに違いない。 




2/13/09

2009年2月7日土曜日

進化するインターネット (その2)

どんどん進化するインターネット社会において、不確実なリスクが急増しつつある、歩かずに走らねばならないと警鐘を鳴らすのは、The Hartford社のDrew Bartkiewicz氏だ。 なかなか興味深い彼のプレゼンテーションをここに転載する。

2009年2月5日木曜日

進化するインターネット

1969年米国国防総省の研究部門の下、研究目的に構築されたコンピュータネットワークARPANETを原型としていると言われる現在のインターネットは、この40年の間に急激に進化し、今や高精細動画を極めて短い時間で相手に送ることができる。 インターネットを支える通信基盤の成長過程としてはほぼ成熟期にあると言えるだろう。 携帯電話が所謂3.9Gとか4Gへ向かうように、今後共、進化が続くだろうが、大きな時間軸で計ってみると、現在は通信基盤としては成熟期に入りつつあり、今後はその利用面で飛躍的な発展があると思われる。

フランス人の写真家Yann Arthus-Bertrandは、彼のウェッブサイトで、彼の作品を惜しみなく公開している。 2003年には、6 billion Othersというプロジェクトを立ち上げ世界中の人々(特別な人ではなくごく普通の一般庶民)にインタビューした時の映像を公開している。 2005年には、GoodPlanetというNPOを立ち上げて、我々一人ひとりが地球の未来を守ろうと呼びかけている。 

Simon Berryという英国人は、ITを使い地域を活性化させようと、ruralnet|ukという組織を主唱し活動を続けていたが、現在はColaLifeというキャンペインプロジェクトを立ち上げ、薬がなかなか手に入らない貧しい地域に薬などを届けて新生児を救おうと、インターネットを縦横に使いこなしながら、世界中に呼びかけている。 

この二つは、最近のインターネットの僅かな利用例に過ぎない。 電子メール、email、情報検索エンジン、ウェブサイト、ウィキペディア、写真や動画投稿サイト、SNS、テレビ電話機能、地図情報検索からストリートビュー等など便利な機能やアプリケーションが、通信基盤の進化と共に次から次へとインターネット上に登場してきた。 文字情報から動画情報へ、ダウンロードという言葉に象徴される片側通行の様な情報通信からSNSやテレビ電話の様な双方向・多数間通信へと進化してきた。 この流れをたどるとネットワーク上での協業・協創を可能とする道具や場の整備は一つの方向であるように思う。 

何時でも誰でも何処からでも、インターネットにアクセスできる現代 どの様な使い方が登場するのかとても楽しみである。

2/5/09

2009年1月28日水曜日

ウェブ2.0の時代 -新事業の芽生え


Web2.0の時代と言われ始めて久しい。 日本や韓国の通信・ネットワーク基盤は世界の最先端に位置する。 其の先端的な基盤を使いこなすことにより、新事業が創出され、新規雇用も創られて行く。 

環境問題解決へ向けた弛みない挑戦、創造力と新技術の駆使、そこに新しい仕事が生まれ、環境問題解決の一助をなす、このビデオで紹介されているMicroEngergy Creditsの共同創業者の一人April Allderdice女史の話は、とても刺激的だ。 そして、聴き手のJoshua-Michéleがとても良い。



Source:O'reilly rador

1/28/09

2009年1月21日水曜日

すべては6500日前に始まった


Kevin Kellyの曰く、すべては6500日前に始まり、これからの6500日は我々個人がそしてその頭脳が世界の隅々と繋がる、既に我々は一つのデータベースに繋がり同じデータを分かち合う世界に突入しつつあると。 昨年11月に行われたWeb2.0 Summitでの講演録だ。 説得力あり、示唆に富んだ話だ。



1/21/09

2009年1月12日月曜日

タイムカプセル

新年を迎え早くも9日経過し、正月気分もそろそろ抜けかけていたところ、一昨日、偶然にも、35年前に作られたタイムカプセルに遭遇、つまり35年ほど前初めて海外出張した際、私自身が書いた出張報告書が出てきたのだ。 書類の保存状態もかなり良く、その書類を眺めているだけで当時の情景が直ぐに蘇ってくる不思議な感じであった。 

又、己に進歩がないことも、驚きであった・・・つまり当時も今も悪筆は変わらず、又、今も同じような書類のまとめ方をするであろうこと等など。 然し、35年間進歩がないと言えばネガティブに聞こえるが、悪筆は別にして、若い頃に会社の仕事を通じて経験し、諸先輩から学んだことは、その後の仕事の基礎を成すと考える方が自然であるような気がする。 

若いころは、吸収力も馬力もあり、懸命に働くほどに自らの変化と成長を感ずることが出来た。大学を卒業後15年間勤めたその会社での経験は30年経過した今も生きている。 若者に、十分過ぎるほどの権限を与えてくれて思う存分力を発揮させてくれたその会社にとても感謝している。 その会社があって自分がある。 

1/12/09

2009年1月3日土曜日

世代変わり


師走、忘年会、年賀状書き、新年を迎える支度、静かな元日、初詣、来客を交えて大勢で食事、あっという間に時が経つ。 

昨秋以降、世界経済が急減速し回復は今年後半以降、恐らくは来年になるだろうという意見が多い。 今回の世界経済の急変は、新たな世界が現れる胎動なのだろうか。 

身近なところでは、25年以上に亘り定期健康診断で世話になった某大学病院付属健康センターが閉鎖となり、数年後に次世代型施設に生まれ変わる由。 又、40年に亘り世話になった眼鏡店も新年の挨拶に合わせて、暫しの閉店、後継ぎが新規店舗について熟慮の上何れの日にか、新たな形の店を開くとか。 何れも突然受けた通知でいささか驚き考えさせられるものがあるが、これも時の流れ、世代の変わり目と考えればやむを得ないことなのだろう。

2年に一度の”うるう秒”による時刻調整、4年に一度のうるう年によるカレンダー調整など、人が決めた時間の単位と自然界の動きとのずれを調整する必要性がある。 ましてや世界中の人間が関わることで成立する、経済活動、企業経営においては、何をかいわんやということか。 

何れにしても、世代交代による突然の変化は、痛みも伴う。 ある程度の連続性が維持されつつゆっくりと変化することを願うことは、世界の人口が激増し世界が複雑化しつつも、情報が瞬時に世界の隅々に伝わる現代においては、無理なことなのかも知れない。 

然らば、流れに掉さし新時代の幕開けに関りたいとも思うが、己の歴も環る。 乾坤一擲、されど傍迷惑にならぬよう己をわきまえてやるべしか。

1/3/09