師走、忘年会、年賀状書き、新年を迎える支度、静かな元日、初詣、来客を交えて大勢で食事、あっという間に時が経つ。
昨秋以降、世界経済が急減速し回復は今年後半以降、恐らくは来年になるだろうという意見が多い。 今回の世界経済の急変は、新たな世界が現れる胎動なのだろうか。
身近なところでは、25年以上に亘り定期健康診断で世話になった某大学病院付属健康センターが閉鎖となり、数年後に次世代型施設に生まれ変わる由。 又、40年に亘り世話になった眼鏡店も新年の挨拶に合わせて、暫しの閉店、後継ぎが新規店舗について熟慮の上何れの日にか、新たな形の店を開くとか。 何れも突然受けた通知でいささか驚き考えさせられるものがあるが、これも時の流れ、世代の変わり目と考えればやむを得ないことなのだろう。
2年に一度の”うるう秒”による時刻調整、4年に一度のうるう年によるカレンダー調整など、人が決めた時間の単位と自然界の動きとのずれを調整する必要性がある。 ましてや世界中の人間が関わることで成立する、経済活動、企業経営においては、何をかいわんやということか。
何れにしても、世代交代による突然の変化は、痛みも伴う。 ある程度の連続性が維持されつつゆっくりと変化することを願うことは、世界の人口が激増し世界が複雑化しつつも、情報が瞬時に世界の隅々に伝わる現代においては、無理なことなのかも知れない。
然らば、流れに掉さし新時代の幕開けに関りたいとも思うが、己の歴も環る。 乾坤一擲、されど傍迷惑にならぬよう己をわきまえてやるべしか。
1/3/09
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