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グリーン・ニューディール

今日のNHK特集番組「環境で不況を吹き飛ばせるか~グリーン・ニューディールの挑戦~」, 70分の長時間番組であったが、私のフィルターを通して聞き取ったキーワードを羅列してみると・・・

・ オバマ大統領によるグリーン・ニューディール政策
・ 自動車の蓄電装置をも給電端末と位置づけるスマート・グリッド網の整備
・ スマート・グリッド網の一つの要の技術を担うGEとGoogleの協業
・ グリーンカラー労働者(500万人の雇用創出)
・ 再生可能エネルギー分野に於ける米国による覇権復活
・ 世界の最先端にある日本の自然エネルギー利用技術を生かしきる為の米国との戦略提携の必要性

スマート・グリッドの概念を、インターネットの進化プロセスに重ね合わせてみると、先ず直ぐに思い浮かぶのが、電力会社の役割に新たに加わる重要項目に、電気蓄積ノード(IT的発想の造語としては、電気サーバ・ノードとでも言おうか)網の構築とその管理が挙げられそうだ。

先ずは、備忘録。

3/19/09

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日本のものづくり力の行方?

昨日配達された「週刊朝日2017年9月29日」に「自動車の世界市場で日本勢包囲網 - ”一強”トヨタも絶体絶命」というかなり刺激的な記事が掲載された。少し乱暴かもしれないが、我が国の大企業は、既存の系列企業との関係や莫大な開発費をかけて従来から培ってきた既存技術へのこだわりなど様々なしがらみから抜け出せずもがいているうちに、ドイツをはじめ海外自動車産業界はEV化へ向けて着々と手を打っているぞ、という、日本の自動車産業に対して強く警鐘を鳴らす内容である。  その中で、注目を引いたのは、「『我々が直接クルマを作る必要があるのか』。VW社内では今、こうした議論が盛んという。 あまり知られていないが、実はVWが自らクルマを作らなくても、立派に生産できる仕組みをドイツの自動車産業は持っている。 量産以外の開発から試作までを請け負うエンジニアリングサービス会社が台頭しているからだ。ドイツのFEV社や隣国オーストリアのAVL社などで、その開発能力はVWにも負けない。 実際、ホンダが新型シビックのエンジンをAVLに開発委託したほどだ。」という。 そして、ドイツのバーチャル設計力とシミュレーション技術力に対し、日本はそれらを軽視してきたことが、自動車王国日本がEV化への対応に大きく遅れた原因ではないかと(筆者理解要約)。 ドイツのみならず、フランスとイギリスがガソリン車の販売禁止策を打ち出し、中国もEVへの移行を決めて、米国もテスラモーターズに代表されるようなEV化への流れがほぼ確実である。   なぜこうなるのか、なぜ日本のEV化への動きがこうも鈍いのか。 ドイツは、2006年に「ハイテク戦略2020」を定め、そのアクションプランとして2011年に「インダストリー4.0」政策を発表し、爾来、IoTやAI技術、ソフト開発技術などの先端技術を用いてドイツの産業構造そのものを大きく変える努力をしてきた。 日本は、2011年3月11日の大震災と福島第一原発事故という大変不幸な事態に直面したことが、先進技術による産業構造変革へ向けて大きく踏み出す力を削いだことは否めないとは思う。 だが、しかしその時こそ、日本の未来を見据えてこの国をどうするかを考え行動に移す貴重な機会の筈であったが、未だにその歩みは極めて遅い。モノづくりの国、日本には、素晴らしい技術が多くあり、個々の要素技術を集積すれば欧米に…

世界を相手に

私は、長い間、スタートアップ企業を含む多くの欧米中小企業と関わりを持ってきた。彼らにいつも感心させられることは、常に世界を相手に仕事をしようとする姿勢である。 
 多くの日本企業も世界で活躍してはいるが、その大半は多国籍大企業である。海外で活躍する中小企業は少なく、情報発信量も極めて少ない。 そのことについては、このブログでも幾度か述べてきた。今日の新聞を読んでいたら、「メトロポリス」という情報媒体を運営しているニール・バトラー氏が同じような趣旨のことを指摘していた。


東京新聞2017年11月5日13面
 そこには言語の壁もあるが、世界に向けて自らを開く事に消極的、よく言えば無口で奥ゆかしい、或いは沈黙は金といった日本人の心持にもある。  バトラー氏のように我が国の国際化の遅れを指摘する外国人は多い。「国際化」は、長年の課題でありつづけている。ゆでガエルにならないことを祈るばかりである。

幸福感

昨日、昔からの仲間3人で瀬戸内海をクルージングしている友人の1人から連絡があった。梅雨前線の影響でクルージングを見合わせて最寄りの港で帆を休ませつつ、地場の料理を堪能しているとの事だった。3人の中には、最近料理の腕を上げた友人もいる。きっと地場の食材を使いながら腕をふるったに違いない…と想像している。50年来のヨット仲間とともに、瀬戸内海の海を眺めながら、若かりし頃に思いを馳せ、ランタンに照らされたテーブルを囲み美味しい料理に舌鼓を打ち、話に興じ、ゆったりとした時間を過ごす。デンマーク語でこれを「Hygge(ヒュッゲ)」というそうだ。一言で表せる日本語訳はなさそうだが、場所や金額や品質などの物的価値に無関係に使われる、心地よさ、幸福感を表現するような言葉らしい。デンマーク人は何かをするとき、例えばコーヒーショップの選択、家族と過ごす時間の使い方、友人と過ごす時間や場所の選択など、日常の多くの場面で「Hygge」という言葉を使うそうだ。 いかにも世界幸福度ランキングで常に上位1~3位にいるデンマークというお国柄なのだろう。
 その世界幸福度ランキングとは、国連の持続可能開発ソリューションネットワークが毎年公表する報告書に記載されるもので2018年版は世界156か国を対象としている。2018年版における世界第1位はフィンランド、第2位ノルウェー、そしてデンマークは第3位と北欧勢が上位を占める。日本は、54位と昨年2017年版に比べて3ポイント順位を下げた。この幸福度は、夫々の国民が感じる幸福感を含む様々なパラメーターを使い算出するそうであるが、その算出法について各国が納得しているのかどうかは分からない。また幸福度は個々の人間によりみな異なるに相違ない。従い、この「幸福度ランキングに一喜一憂する必要はないだろう」という声もありそうだ。しかし、全156ヵ国中54位とはOECDの中核国を自認する日本としてどうなのだろう。
 1960年代から1980年代半辺りまでの日本は、世界を牽引するほどの勢いと高揚感に包まれていた。 だが今、当時を振り返ってみると、我々の日常生活はあまりにも気ぜわしく、息つく暇もなく働くことを優先していたように思う。そう、「Hygge」を蔑ろにしていた。1990年代に入り、若干の反省、そして何よりも経済活動の鈍化から、スローライフが言われるようになるが、本…