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7月, 2009の投稿を表示しています

ついに動くか日立

昨日、日立製作所川村新社長による「社会イノベーション事業の強化」と題する説明会が催された。
上場子会社5社を吸収合併すると共に、情報通信グループや社会インフラ事業を強化し、新たな視点で電池事業にも相当の力を注ぐとある。 
それにしてもグループ全体で944社、約40万人もの従業員を抱える巨艦、小回りは難しく解決するべき課題は山積しているであろうが、動けば強烈な推進力を有する会社の筈、有言実行、発表通りの計画を成就してもらいたい。
7/29/09

パソコン内での顧客争奪戦 (3)

「パソコン内での顧客争奪戦」、今年6月と一昨年2007年9月に触れたが、TechCrunchのCEOMichael Arilington氏の話は、其の競争が熾烈になりユーザにとっては益々選択肢が広がってゆく様が語られていて面白い。 ブラウザ機能一つとっても、今やマイクロソフトのBing, Google, Safari, FireFoxと一つのパソコン上で何時でも瞬時に切り替えられるようになってきている。 このようなことが簡単にできるのも、ソフトウェアの発展、通信環境の発展、クラうドコンピューティングといわれる技術進化、そして最も重要なことはハードウェアとしてのパソコン自体が長足の進歩を続けていることだ。

未だ多くのパソコンのOSがマイクロソフトで有るが故に、Googleで開いたサイトの情報をより深く検索してゆくとマイクロソフトの「Internet Explorer」を使わないと閲覧できないものがある。 このような時には改めてInternet Explorerから再度そのサイトへアクセスしなおさなければならないトいう煩わしさはあるが、何れは改善されることは間違い無い。 
7/27/09

Verizon

Verizon Communicationsの会長兼CEO、Ivan Seidenberg氏が語る同社のビジョン、米国人特にVerizonの顧客には余り評判が良くなさそうだが、世界中の人と人をもれなく繋ぐ企業でありたいと言い切るところは宜しいのではないかと思う。 如何であろうか。 元のインタビューは45分と長過ぎるので、10分程度の要約版をここに下記に貼り付けておく。


尚、Verizon Communicationsとは、1984年に当時世界最大の通信事業会社であった旧AT&Tが米国内地域電話事業を7つの地域電話会社に分離・分割して生まれたアメリカ東部の電話会社ベルアトランティックが、2000年に大手独立電話事業会社GTEを買収した折に、社名を現在の名前に変えたもの。
7/20/09

電話線

多くの技術分野同様、この半世紀の間の通信ネットワーク技術は長足の進化を遂げた。 電気通信技術というと堅苦しいが、我々が日常的に使う電話、その電話機に送りこまれた音声が相手の受話器に音となって伝わる過程は大きく変化した。 
半世紀以上前、電話をかけるには、自分の所の電話線(銅線)が繋がっている最寄りの電話局を呼び出し、”電話交換手”に相手の電話線が繋がっている電話局を経由して相手の電話機につなげてもらう手順を経てようやく相手と話すことが出来た。 
現代は、通常電話をかける過程で電話交換手は介在せず、代わりに高度な機能を有する電話交換機というコンピュータがその役割を果たす。 現在日本に於ける電話交換機はすべてディジタル化されていて、従来の電話線を取り換えること無く、同じ電話線の上にディジタル化された信号(音声、データ、映像など)を一方から他方へ送ることを可能(ISDNサービス)とし、電話線の持つ意味を大幅に変えた。 
最近は、従来の電話線を取り換えることなく、音声は電話交換機をそしてデータや映像は別のルートを経由する技術(ADS)が登場しいわゆるブロードバンド時代の幕開けとなる。 今や、光ケーブルの敷設が普及しハイビジョンテレビ映像さえも一本の光ケーブルで運ばれることを可能とし、音声をもデータ化することにより従来型電話交換機を介さずに相手と会話出来る(パソコンにマイクとヘッドセットを差し込んで相手と会話できるSkype等が一つの例)様になってきている。
無線の領域でも、3G携帯から次世代携帯への移行が計画されており、又、一時騒がれたホットスポットに代表される無線データ通信手段の更なる発展とともに、高度な無線通信網が形成されようとしており、其の利用の多様化への潜在性は測り知れぬほど大きなものとなる。 
一本の電話線に様々な情報が重畳するようになり、従来の銅製電話ケーブルが光ケーブルに進化、そしてそこへ無線が融合するというと、小難しい話になるが、電話線は最早音声会話だけの為ではなく、日常生活に於ける我々の視聴覚神経の一部になりつつある。
7/20/09

日本、韓国、中国、3国間企業連携

EMS-R2グループ、横浜に本社のある3TEC以前英文ブログANSTechGlanceにも引用した企業) という会社が中心となって創設された日本と韓国の中小企業が参加するグループである。 参加企業の業務分野は、回路設計、ソフト開発、基板設計、基板製造、金型・射出等の製造関連分野から各種認証試験、研究開発、機器開発販売、貿易、展示・広報関連、通訳、等20分野に及ぶ。 現在は中国の企業も加わりこのブログを書いている時点で参加企業数を数えてみたら105社。 少し長くなるが、EMS-R2グループのホームページ上の事務局あいさつ文には次のように書かれている。
EMS-R2グループは、高度な技術を保有する日韓の中小企業と、強力な生産能力や巨大な市場を有する中国との連携・相互補完により、新市場の創出、製品・販売・サービスの高付加価値化を目指す取り組みを支援いたします。
その目指すものは、単なるコスト競争に囚われず、市場に求められる製品開発力や、各社のコア技術を結集することで可能となる、国境を越えた新しい市場の創設。

従来のEMS事業(Electronics Manufacturing Service=電子機器の受託生産サービス)-大手メーカー主導型-とは異なり、日韓中の各中小製造開発企業の対等な連携による、新たなスタイルの製品 開発、製造モデル(プロダクト・デザイン)からマーケティングまで、幅広いサービスをお届けいたします。」
とても心強く、このグループ創設に尽力された方々の熱い思いが伝わってくる。 日本国内に於ける”産業クラスター”は、政府の強い支援もあり、数多くあるが、このようなアジアの強力な国々による連携”は、21世紀の我国産業の有り方を示唆しているように思われる。
参考サイトへのリンク:EMS-R2グループ株式会社3TEC
7/15/09

RSSの利便性

表題のRSS、日本語Wikipediaを引くと、以下の様な記述がある。
RSSは、ニュースブログなど各種のウェブサイトの更新情報を簡単にまとめ、配信するための幾つかの文書フォーマットの総称である。 RDF Site Summary(RSS 0.9とRSS 1.0)Rich Site Summary(RSS 0.91)Really Simple Syndication(RSS 2.0)・・・」 以下省略
今更ではあるがこのRSS、常日頃気になる情報サイトの更新状況を定期的に調べるにはとても良い道具である。 自分が日ごろ使用するブラウザーに、その気にな

太陽光発電に欠かせないもの

「低炭素社会の実現」というキーワードと共に最近注目を集めている太陽光発電システム、通常の一般家庭用システムは、3キロワット程度の出力の物が主流だそうで、太陽光電池パネルから取り出した直流電気を交流に変換し使用する。 
太陽電池パネルは通常屋根の上に設置することが多く、点検作業並びに発電効率を維持するためのパネルの掃除などどの様にするのであろうか。 日頃より気がかりであったが、先日発売された「日経ビジネス7月13日号」(同誌15ページ、”太陽電池、盲点は「故障」-小笠原啓氏著述)によれば、現時点では出力20キロワット未満の太陽光発電システムには法律上、定期点検は求められていないとのことだ。 
又、殆んどの大手メーカーの製品は10年保証を掲げているので保証期間内であれば無償交換に応じているとのことであるが、先の定期点検・補修等はユーザ側が行わなければならないようだが、専門知識の必要性、更に、屋根の上では危険も伴う。 その作業の危険性などをも考慮すると、専門家による定期点検、定期補修が望ましいと思う。 
今後太陽光発電を一層普及させるためには、このような保守点検サービス網の整備が不可欠であるように思う。 更に付け加えれば、高品質で製品寿命が30年位のシステムが生まれてくることが望まれる。 太陽光電池パネルの表面の掃除などは、機械構造的に清掃機能を持たせられるものが欲しい。 いずれの点もユーザのわがままかも知れぬが、日本の製造業ならば可能であろうと期待したい。
7月14日

無線で電力と音声を同時伝送

予てより理論的には可能とされていた無線電気エネルギー伝送(wireless energy transfer)技術を、2007年に米国マサチューセッツ工科大学の6人のチームが実際に60ワットの電球を光らせて見せることで、具体化の可能性を世に示した。 
この技術をさらに進化させて、電源や音声信号用のケーブルに接続されていないスピーカーから、音を再生するという技術を、インテルが開発デモをしている。 ここに、その映像をインテル社のサイトから借用した。 

ここでは、無線共振エネルギーリンク(Wireless Resonant Energy Link-WREL)と呼んでいるが、特定周波数で共振をさせるために、他へ障害を与えるような影響は殆んどないとのこと。
この映像を見ていると、6-7年前に、iPod用の小さなアンテナ兼発信装置、iTripに接した時に受けたと同様の衝撃を受ける。 iTripは既に良く知られているように、iPodに収録した音を一般のFM受信機で受信・再生可能にする、いわば”超ミニどこでもFMステレオ送信機”である。 
上述のWRELが、実用商品として登場する時期は全く分からないが、電源もケーブルもない離れた所にあるスピーカから音を出させるだけではなく、ノートパソコンや、携帯電話も充電器に接続せずとも無線充電できるようなことになるのかもしれない。 多様な用途がありそうだ。
7/12/09



twitter

Tim O'Reill、出版や会議開催を手がけ、特に技術分野においては大変著名な人物であるが、彼自身が実際に利用しているSNSの一つ"twitter"を例に、現代社会に於けるSNSの役割(役割の一つというべきか)を説明している。 以前このブログでもtwitterのCEOが話すVideoを引用したが、面白いテーマなので、近々改めてこのブログで考えてみたいが、先ずは彼の話を聴いてみよう。 この話の内容はテキストでも読むことができるのでここにリンクしておく。

7/7/09

国際協業

米国ウォールストリートジャーナルのインターネットサイトに”D| All Things Digital"というページがある。通常ここで取り上げる技術/製品は一回一つの技術/会社だが、今回は一つのテーマに3社が関わる。 CanestaGesture Tekという米国企業2社と日立の3社だ。 
ここで紹介される新技術の応用例は、テレビ受像機に内蔵した小さなカメラが人間の手振りを読み取り反応するというもの。 テレビ受像機に限らず、様々なディスプレーパネルに利用でき、家庭内の電気製品を一つの画面に向かいジェスチャーで制御できるという。 出来てしまえばどうということもなく、“利用範囲の広い面白い技術”であるが、このような技術を1社独自で開発しようとすると膨大な時間と資金を必要とするように思う。 「3人寄れば文殊の知恵」の結晶が、まさにここにある。 日米の国際協業で有るところが今後益々複雑になるであろう新技術開発の方向を示唆している。



7/6/09

ピラミッド建造方法の謎

今日午後9時からのNHK総合テレビ番組、「NHKスペシャルーピラミッド 隠された回廊の謎」は古代エジプト建築技術の一端を垣間見てとても刺激的であった。

エジプトギザの3大ピラミッド5000年前に作られたというがその建設方法は未だに謎。 世界遺産にも登録されている「クフ王の大ピラミッド」は、高さ147メートル、底辺の長さ230メートル、平均2.5トンの石を300万個積み上げられ、地上60メートルの場所には、重さ60トンもの巨石も使われてるという。 フランスの建築家ジャン・ピエール・ウーダントいう人が10年前の1999年からこの謎の解明に挑戦、建築家としての知識と技術を駆使して、謎の解明へつながる可能性のある一つの説を発表したという。 

それは、「内部トンネルを使って建設した」という独特のものだ。 内部トンネルはピラミッドの周辺を勾配4度で昇る回廊状のもの、其の回廊の中を通して2.5トンの石を人間が引き上げて行く。 石が積み上がるごとに回廊は上へ伸びて行く。 それでも最上段に位置する部屋の天井に使われている60トンもの大きな石は運べない。 これは、別の急勾配の内部トンネル内を釣り合い重りを有する人力エレベータにより引き上げたという。 この説を、裏付ける新たな発見が幾つか見つかり、又、専門家がコンピュータでシミュレーションを行い、建築・機械工学的には実現可能であるとのこと。 

この話はあくまで、人類長年の謎に迫る一つの説であり、未だ完全に実証されたわけではないが、今もなお砂漠にそそり立ち世界遺産となっている巨石建造物ピラミッド、5000年後の今、それが存在し続けること自体が驚異だが、どのように建造されたのか、考えるだけでもわくわくする。 現代建築で5000年後の未来にも形をとどめているものがはたしてどの位あるのだろうか。 先日書いた「芸術としての建築」と考え併せてみると又別の興味がわいてくる。 そして、ピラミッド建造時に使われたエレベータの基本原理は、5000年の時を経ても現代エレベータの作動方式の根幹をなしていることは、”技術・テクノロジー”の普遍性を改めて考えさせてくれる。

7/5/09

芸術としての建築

建築物は単なる居住空間の創造ではなく、芸術作品でもある。 ここに語られていることは、とても示唆に富むが、スクリーン上に映し出される創造物は様々な意味で“古く”なった時、どの様に扱われるのであろうか。 普遍性のある数百年前に建てられた石造り、あるいは木造建築建築に安らぎを覚えるが、視点が違い過ぎるだろうか。 素人の戯言かも知れないが、何やら気になる議論である。

7/2/09