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クラウドコンピューティング

時の言葉の一つクラウドコンピューティング、概念は決して新しいものではない。 ホストコンピュータと端末、サーバーとクライアント、IDC或いは高機能サーバーとシンクライアント、時代と技術の変遷とともに様々な言葉が生まれた。 
今はクラウドコンピューティング、公衆通信網(これを専門家は雲の形で書く、雲即ちクラウド)を介して、そこに繋がる巨大コンピュータ群にある様々なアプリケーションを利用する。 情報・通信の劇的な進化により、何時でも、誰でもが何処からでも多様なアプリケーション・サービスや機能を利用することが可能となった。 このブログ自体もGoogle社が提供するサービスを利用している。従い、このブログの内容はインターネット(ここではクラウドと読み替えてもよい)に繋がったGoogle社のサーバー(コンピュータ)に保存される。 
YouTubeやUStream, Twitter等もクラウドコンピューティングの優れたアプリケーションの例だろう。 これらユーザが無料で使うことが出来るサービスとは別に、ビジネスユーザ向けの有料サービスも数限りなく存在する。 「便利な世の中になった」ことは確かだが、このクラウドコンピューティングによる様々なサービスが殆ど外国企業により提供されている、つまり当然のことながらそれらのサーバーは当該外国企業によって管理され、サーバーの物理的存在も概ね海外である。 
国家レベルにおける情報の安全保障はどのように担保されるのだろうか、素朴な疑問が浮かぶ。個人や企業のレベルでも、重要な個人情報や、企業の核心を担う情報やプロセスを国外のサーバに依存することはどうなのだろう。 以前、我国の公的機関が米国のサービスを利用することを決めたとの報道が有った。 決定に際しては、当然のことながら日本企業にも打診したそうだが、サービス開始までの期間において当該米国企業に圧倒的な優位性が有った由。 今朝の日本経済新聞にもパナソニックがグループ内の生産管理にオラクル社のクラウドコンピューティングを利用することを決めたとある。 同記事は、クラウドサービスの国内導入事例を紹介しているが、米オラクル社の他に、米IBM,米グーグル、米セールス・フォースドットコム等の米国企業の名前が並び、富士通とNECの名前がかろうじて最下段に記述されている。 「あっ、又か・・」との思いが頭をよぎった。 
海外企…