tag:blogger.com,1999:blog-64120614330021626512024-03-14T15:28:26.900+09:00あんず雑感ANSBlogAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.comBlogger177125tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-64548244114087116622022-09-28T17:10:00.005+09:002022-09-28T19:21:19.609+09:00我が国メディアに期待すること 昨日は安倍元首相の「国葬儀」が行われました。テレビも新聞も殆どのメディアはその「国葬儀」の様子を伝えながら、国論を二分した「国葬儀」の意味をどこに求めるのか控えめに報じていましが、核心に迫る報道は殆どなかったように思います。実は、筆者はテレビや新聞をさほど見たり読んだりしていたわけではありませんので、認識が誤っているのかもしれませんし、もしそうであれば結構なことなのですが。 核心とは、つまり保守本流を標榜している自由民主党総裁として安倍元首相が何を成したのかということです。では「保守」とは何か、東京工業大学教授の中島岳志氏は次のように述べておられます。「保守とは、イギリスの政治家エドマンド・パークのフランス革命批判を嚆矢とする思想で、設計的に社会を改造しようとする進歩主義への懐疑を共有する。保守思想家たちは、理性に対する過信を諫め、急進的な改革主義に待ったをかけてきた。革新Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-34607736292848978202022-08-20T17:34:00.009+09:002022-08-21T15:26:12.165+09:00シリコンバレー詣での他には? 「米シリコンバレーに今後5年で起業家1000人規模派遣へ 経産省」の文字が幾つかの大手ネットメディアで踊ります。例えば、7月28日付日本経済新聞電子版には、「訪米中の萩生田光一経済産業相は27日(日本時間28日)、米シリコンバレーでグーグル本社などを視察し、『えりすぐりの挑戦者をシリコンバレーに派遣するプロジェクトを抜本的に拡充する。』と表明した。現在の年20人規模から10倍にし、5年で計1000人をめざす。」とありました。 この萩生田大臣(当時)の発言は、2015年4月30日-5月1日にシリコンバレーを訪れた安倍首相(当時)が同地で述べた「シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト」を更に前進させるものなのでしょう。 シリコンバレーに日本の起業家や中小企業人を送り込むという話はそれなりに衝撃的な内容であるためその都度比較的大きな話題になります。 しかしどうでしょうか。我が国Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-79822096623387727652022-01-16T11:38:00.019+09:002022-01-16T11:52:11.409+09:00コストを消費者に転嫁する動きジワリ - 金融業もか!? 長引くコロナ禍も今年2022年1月をもって3年目を迎えた。この間、コロナ禍の拡大を抑えるために厳しい行動制限がなされて経済活動が停滞し、感染者数が急減すると行動抑制が解かれて経済活動が活発になるということが繰り返され、最近ではコロナ禍と経済活動は共存することが当然であるという議論が増えてきた。現在、日本ではオミクロン株と称するコロナウィルスによる感染が急増、六度目の山を迎えつつあるが、感染力は強くとも感染者の重篤化は従来株に比べて少ないとか。 ところで、前回第五波の頃から我が国でも「With Corona」という言葉で象徴されるように、コロナ禍の中でも可能な限り経済活動が出来るようにしようという発言が目立つようになってきた。そのこと自体にあまり異論はない。問題は、欧米が先駆けて経済活動を再開する方向へ大きくかじ取りを始めたことにより、資材や商品を運搬するコンテナが不足、Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-11058820349433665312018-06-06T16:25:00.000+09:002018-06-08T18:25:45.687+09:00幸福感 昨日、昔からの仲間3人で瀬戸内海をクルージングしている友人の1人から連絡があった。梅雨前線の影響でクルージングを見合わせて最寄りの港で帆を休ませつつ、地場の料理を堪能しているとの事だった。3人の中には、最近料理の腕を上げた友人もいる。きっと地場の食材を使いながら腕をふるったに違いない…と想像している。50年来のヨット仲間とともに、瀬戸内海の海を眺めながら、若かりし頃に思いを馳せ、ランタンに照らされたテーブルを囲み美味しい料理に舌鼓を打ち、話に興じ、ゆったりとした時間を過ごす。デンマーク語でこれを「Hygge(ヒュッゲ)」というそうだ。一言で表せる日本語訳はなさそうだが、場所や金額や品質などの物的価値に無関係に使われる、心地よさ、幸福感を表現するような言葉らしい。デンマーク人は何かをするとき、例えばコーヒーショップの選択、家族と過ごす時間の使い方、友人と過ごす時間や場所の選択など、日常のAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-46531784212203406052018-05-30T21:03:00.000+09:002018-06-17T10:40:56.582+09:00書棚の整理中に・・・ 日常の家事で本棚の整理は、ひときわ時間が掛る作業だ。もう二度と読むことは無いだろうと思われる書籍を背表紙の文字で判断して段ボールに詰めて古本屋さんへ或いは資源ごみとして古紙回収業者にだす。しかしながら、昔懐かしい背表紙の文字を見るとつい手にとって読み始めてしまう事は誰もが経験することだろう。今もついその表紙を開いてしまった本がある。1987年に講談社から発行された糸川英夫博士著「日本が危ない」、その128頁に次の様な文章がある。
「イスラエルはまったく違う。砂漠で農業が出来ないから、農産物を輸入すればいいというのではなく、砂漠でも何とか農業ができないものかと、一所懸命に考えて、独自の方法を開発した。それも、砂漠という農業にとっては致命的な悪条件を、逆に利用したすばらしいアイディアである。
ユダヤ人は常に周辺民族との苦しい戦いを強いられ、流浪の旅でも迫害され続けてきたAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-49820771132854154622017-11-05T18:02:00.000+09:002018-06-11T10:02:57.324+09:00世界を相手に 私は、長い間、スタートアップ企業を含む多くの欧米中小企業と関わりを持ってきた。彼らにいつも感心させられることは、常に世界を相手に仕事をしようとする姿勢である。
多くの日本企業も世界で活躍してはいるが、その大半は多国籍大企業である。海外で活躍する中小企業は少なく、情報発信量も極めて少ない。 そのことについては、このブログでも幾度か述べてきた。今日の新聞を読んでいたら、「メトロポリス」という情報媒体を運営しているニール・バトラー氏が同じような趣旨のことを指摘していた。
東京新聞2017年11月5日13面
そこには言語の壁もあるが、世界に向けて自らを開く事に消極的、よく言えば無口で奥ゆかしい、或いは沈黙は金といった日本人の心持にもある。
バトラー氏のように我が国の国際化の遅れを指摘する外国人は多い。「国際化」は、長年の課題でありつづけている。ゆでAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-58213802446739717002017-09-17T23:01:00.000+09:002017-11-05T16:56:25.178+09:00日本のものづくり力の行方?
昨日配達された「週刊朝日2017年9月29日」に「自動車の世界市場で日本勢包囲網 - ”一強”トヨタも絶体絶命」というかなり刺激的な記事が掲載された。少し乱暴かもしれないが、我が国の大企業は、既存の系列企業との関係や莫大な開発費をかけて従来から培ってきた既存技術へのこだわりなど様々なしがらみから抜け出せずもがいているうちに、ドイツをはじめ海外自動車産業界はEV化へ向けて着々と手を打っているぞ、という、日本の自動車産業に対して強く警鐘を鳴らす内容である。
その中で、注目を引いたのは、「『我々が直接クルマを作る必要があるのか』。VW社内では今、こうした議論が盛んという。 あまり知られていないが、実はVWが自らクルマを作らなくても、立派に生産できる仕組みをドイツの自動車産業は持っている。 量産以外の開発から試作までを請け負うエンジニアリングサービス会社が台頭しているからだ。ドイツのAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-57667781642644834962016-09-05T12:24:00.000+09:002016-09-05T12:24:57.778+09:00中小企業の情報発信
世間でよく言われるように、米国には、サンノゼ、サンフランシスコ、ダラス等を筆頭にいくつもの、科学・技術開発のエネルギーが充満・噴出している地域があります。欧州の小国フィンランドでさえも、ヘルシンキが技術の集積地となり、海外から続々と才能が集まるようになっています。 これら海外都市が先進技術の湧出地になっているのは、様々な要因があり、我が国のように年次予算ベースで動く官公庁主導のやり方に依存するだけでは時間もかかり、たとえ時間がかかっても世界の頭脳を呼び込み、融合して新たな技術を切り拓く力を醸成することは中々難しいのではないかと感じています・・・官公庁主導でも、無論何もしないよりはるかに良いですが。
自ら申し出てくる企業やその製品のマーケティング支援は、大切ですが中小企業レベルでも優れた技術を持つ我が国の潜在力をもっと世界に向けてアピールすることはできないものかと思います。「日本のAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-19922467167286590952016-08-30T15:39:00.000+09:002018-06-08T19:19:38.694+09:00ものづくり中小企業間の協業と共創
1990年以降長い間、我が国には、世界を変えるような革新的な技術や製品が生まれる環境が整っていないと言われ、「破壊的創造」や「イノベーション」の必要性も言い尽くされた感がある。では、その言葉自体も古びてあまり使われなくなった今、果たして、日本は変わったのだろうか。否、IoTとかAIという新しい言葉が表れて来てその応用面における議論や新たなサービスに関する話題はにぎやかになってきた。
しかしながら、我が国は相変わらず新しい技術や製品・サービスをもって世界に大きな影響を与えるような状況に至っていないのは残念なことである。なぜそうなのか、多くの論者がその理由を語り様々な提案をされているのでここでそれを復唱するつもりはない。
今から5年程前に、東日本大震災のあった年、筆者が属するチームの仲間たちと【東日本大震災復興以降ー新しい社会の創生へ向けて】というテーマで小論をまとめたことがある。Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-90120956571542464972015-10-04T15:58:00.000+09:002015-10-07T12:06:38.418+09:00製造業の存続
昨日(10月3日)付け東京新聞朝刊7面に掲載されたコラム記事(斉藤保伸氏記ーーー当該記事は本文下段を参照)、「シンセサイザー製造活気」というタイトルで、「YMOやスティビー・ワンダーさんなど、世界の著名ミュージシャンが愛する米シンセサイザーメーカーの『モーグ』が経営難を抜け出し、活気を取り戻している。」とある。
同社(モーグミュージック社:Moog Music Inc.)では、従業員を大切にすることを心がけ、ベルトコンベアもなく手作りでシンセサイザーを組み立てている由。同社社長が米国国内生産にこだわる理由は、「生産する楽器に日々、改善を加えることができること」とし、「中国などの海外に工場を移しても人件費削減の影響は小さく、製品の改善がストップすることのほうがマイナスと判断し、国内に製造拠点を置いて経営改革に取り組む」という。同社は非上場企業だが、同社株式の49%を従業員に譲渡Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-29046832216963715812015-04-23T15:09:00.001+09:002015-10-01T20:45:29.698+09:00企業経営者自身の言葉で自社を語ろう
インターネットの普及により殆どの企業は自社独自のホームページをもつようになり、自社が提供する製品やサービスの情報を掲載出来るようになった。 然しながらいずれのホームページも未だ自社カタログなど印刷物をホームページに転載した程度の内容が多くそのほとんどが文字を読ませる形態になっている。
インターネット上では様々な表現が可能である。 製品やサービスの効用をアニメーションで見せたり、動画を活用したり、多言語で表示したり、関連参考情報をリンクとして表示するなど等、印刷物では表現できない手法が可能だ。又企業のホームページには、経営者による「ご挨拶」が文章で記されているが、ご挨拶の雛型集に記述されている様な内容が多く、経営者の顔が見えない。
一般論で恐縮だが、仕事上で初対面の場合、名刺交換で始まり、先ずはAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-40863829587981415012013-12-16T17:47:00.000+09:002013-12-19T18:02:56.463+09:00エレベーター・ピッチ
英語圏でよく使われる言葉にElevator
Pitchとか、Elevator Speechという言い回しが有る。原義は、偶然重要人物とエレベーターに乗り合わせた折に、その人物がエレベーターから降りるまでの短い時間に、自分自身のプロフィールや自分の考えているアイディアを相手の脳裏に焼き付けて、次の展開に繋げる話し方のことを指す。 その重要人物と何時エレベーターで乗り合わせるか分からないので、常日頃から簡単明瞭に要点を直ぐ話が出来るようにしておく心構えが必要という訳だ。
インターネットの発達と共に、今や殆どの企業は自社のホームページを有するようになった。然しその内容は様々で、一目でその企業の業容や代表者の考え方が判るホームページは未だ少ない。 優れたホームページでは、代表者ご自身の言葉で、簡潔に書かれているが、文字情報である為、淡白なメッセージになりがちだ。 この点ビデオを使うと、Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-69667778621689432342013-10-23T11:26:00.000+09:002013-12-29T20:35:49.198+09:00「美しい国、日本」
「美しい国、日本」、人それぞれ多様な解釈があると思う。 私も含めて多くの人々は、その言葉の響きから、豊かな自然と文化に囲まれて、人々が暮らしやすく質の高い生活を営む国というイメージを脳裏に浮かべるではないか。
平成25年10月現在の日本はどうだろう。 東京都心では覇を競うように高層ビルが続々と建設されているが、宅地には未だに電柱が立ち並び、上空にはクモの巣の様に電線が走る。 狭い道路を人や自転車が触れ合うほどの状態で行き交う。 ラッシュアワーの時間帯に踏切で10分待たされることなどは、50年一日の如しの感がある。社会保険の適用条件が徐々に厳しくなり国民に変化を強いている。 最近は特定機密保護法案と称する法律が成立する勢い、我が国はその昔にタイムスリップしつつあるのではないかとの危惧感も頭をよぎる。 オリンピック招致に成功し、「おもてなしの心」が強調されることAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-46868665553829361102012-07-17T12:29:00.000+09:002012-07-31T12:07:39.003+09:00創造力と活力の源泉となる場を設ける・・・
イスラエルの人口は僅か780万人程度だがそこには、数多くのベンチャーキャピタル(VC)があり、優れたアイディアと技術を有する若い企業が世界に羽ばたいて行く。
その数あるVCの中でも最大手の一つJVP Fund、そのエルサレムに本拠を構えるVCとしての機能を包み込むように、JVP Media Quarterがある。 JVP Media Quarterは、JVP Fundの創業者Erel Margalit氏が、技術、創造性、社会活動の融合を実現し興奮に満ち活力に溢れる場を設けようと、2002年にその構想を描き、翌年からその実現へ向けて動き出した。 2006年には英国統治時代に建てられたビルを改修し、エルサレムの旧鉄道駅周辺の活性化も実現する大がかりな作業に着手、2008年に現在の姿が完成した。
そこにはバウハウス様式の美しい姿のビルがありJVP Fund, JVP MediaAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-40239431538433059722012-07-16T19:29:00.000+09:002012-07-17T21:09:25.249+09:00テレビ放送
"Go Beyond Borders", "When
we know it, you'll know it"...CNNの姿勢を示す様々なスローガンの中で、私が気に入っている言葉だ。 このテレビを見ていると世界中の出来ごとを素早く簡潔に報道してくれるだけではなく、アフリカ、アジア、中東など其々の地域固有の文化、社会問題など好奇心をそそるテーマを特番風にじっくりと見せてくれる。
先程、午後6時台の時間帯に日本を代表する公共テレビのチャネルを覗いてみた。地上波総合テレビチャネルは、お笑いバラエティー、教育チャネルは子供向けアニメ番組、衛星放送第一チャネルは巨人対阪神の野球中継、衛星2チャンネルは休止、衛星3チャネルは「未解決事件File. 2 オウム真理教」と称する特別番組、衛星第4チャネルも休止、今世界で何が起きているか全くお構いなしの体だ。
無論これは私Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-66913939576213450732012-06-16T22:36:00.002+09:002012-06-20T10:48:14.596+09:00世界のニュースが身近になる日は来るのだろうか
1981年末ごろだったと思うが、シカゴのホテルのテレビでCNNを初めてみた時の衝撃は今でも忘れることが出来ない。 その時の感動は、我国のテレビ、ラジオ、新聞等我国の所謂大手メディアに対する期待にも繋がった。 しかしその期待は見事に外れて、30年以上たった今も、CNNの様な日本のメディアは無い。
世界中に情報収集網を広げることは日本人には不得手である。 しかし、世界各地の情報を収集して配信する欧米の大手通信社からの情報をリアルタイムで流すことは出来るだろうに、費用の問題か、メンツの問題か或いは自らの存在価値が無くなると思うからか、視聴率を取れないからなのか、理由は分らないが、それらの通信社から最新情報を入手して国際的な出来事を出来る限り速やかに報道しようとする我国メディアはない。
本日のCNNは、午後8時過ぎから大凡1時間かけて、コマーシャルを一切入れることなく、スーチー女史Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-52366586656388809902012-06-12T21:30:00.000+09:002012-09-08T09:59:04.021+09:00書棚の整理中に・・・ 日常の雑事の中でで本棚の整理は、ひときわ時間が掛るが楽しい作業でもある。 昔読んだ本に懐かしさを感じつい手にとって読み始めてしまう事は誰もが経験することだろう。 今もついその表紙を開いてしまった本がある。 1987年に講談社から発行された糸川英夫博士著「日本が危ない」、その128頁に次の様な文章がある。
「イスラエルはまったく違う。砂漠で農業が出来ないから、農産物を輸入すればいいというのではなく、砂漠でも何とか農業ができないものかと、一所懸命に考えて、独自の方法を開発した。それも、砂漠という農業にとっては致命的な悪条件を、逆に利用したすばらしいアイディアである。 ユダヤ人は常に周辺民族との苦しい戦いを強いられ、流浪の旅でも迫害され続けてきた。だから、例え農産物を何処かの国から輸入しても、その国との関係が悪くなって輸入がストップしたらどうしようかと、ずっと先のことまでAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-84012570770314776892012-06-01T17:23:00.000+09:002013-08-12T17:23:35.267+09:00書棚を整理中に。。。
日常の家事の内で本棚の整理は、ひときわ時間が掛る作業だ。 昔読んだ本に懐かしさを感じつい手にとって読み始めてしまう事は誰もが経験することだろう。 今もついその表紙を開いてしまった本がある。 1987年に講談社から発行された糸川英夫博士著「日本が危ない」、その128頁に次の様な文章がある。
「イスラエルはまったく違う。砂漠で農業が出来ないから、農産物を輸入すればいいというのではなく、砂漠でも何とか農業ができないものかと、一所懸命に考えて、独自の方法を開発した。それも、砂漠という農業にとっては致命的な悪条件を、逆に利用したすばらしいアイディアである。
ユダヤ人は常に周辺民族との苦しい戦いを強いられ、流浪の旅でも迫害され続けてきた。だから、例え農産物を何処かの国から輸入しても、その国との関係が悪くなって輸入がストップしたら同しようかと、ずっと先のことまで考える。しかし、日本人はそこAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-29752457931184778272012-05-30T13:58:00.002+09:002012-05-30T14:00:15.446+09:00奉仕活動の一つの仕組み わが国では最近あまり話題に上らなくなったベンチャーキャピタル(VC)、国外に目を向けるとVCの活動は以前にもまして活発化しているように見える。 我国にVCが根付かないのは何故か。 VCの助けなど無くとも斬新なアイディアを発展、事業化する仕組みが有るという事か。 この点については日を改めて書きとめてみたい。
ところで最近イスラエルのVCのリストをスキャンしていた所、"Tmura"という公共サービス基金の存在を知った。 この組織はNPOであるが、イスラエルのVCが支援者となり、彼らが出資する若い企業から株式等の僅かな分を寄付してもらい、それらの若い企業が成功、例えば株式上場などが実現した暁には、寄付された株式売却をもって得た収益を、教育分野や若者の活動資金として寄付をする活動をしているとのことだ。 この場合、最初に株等を寄付する企業は、Tmuraに対し使い道を指定できるとそうだ。
Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-64783105461980297722012-03-26T14:22:00.002+09:002012-04-09T19:16:00.996+09:00ささやかな出来ごとの背景にあるもの 昨年7月24日東北被災地の中・高生30名と引率者3名がポーランドへ2週間の旅に発った(在日ポーランド大使館ホームページhttp://www.tokio.polemb.net/「絆の架け橋」,505.html)。
先日、ある人の話を聞き、この出来事の背景に「絆のかけ橋プロジェクト」があり、そのプロジェクトの発端は、「1920年に遡り当時シベリアに取り残されて生存の危機にさらされていたポーランドの孤児765人をポーランドからの要請を受けた日本が救出したという史実」にあることを知った。
更に、日本は要請を受けてから僅か2週間でその孤児達の第一陣を受け入れ、慈愛に満ちた献身的な支援をした。 その事をポーランドの人達は、今も忘れていないそうだ。 当時の大手新聞は写真入りで大きく取り上げているが、余り古い出来ごとで、我々もメディアも、忘れてしまっていた。 私Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-34327182694198919542012-03-24T14:53:00.001+09:002015-07-18T15:31:47.951+09:00企業間水平分業・協業へ向けて
下記は、21世紀の日本が取るべき道の一つではないかと思っています。 未だ漠としたアイディアの段階ですが実現へ向けた試行実験をするところまで、もって行きたいものです。
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最近まで我国技術・製造にかかわる企業はその大半である中小企業も大企業に寄り添う事で比較的安泰な時代が続いておりました。 それは主に、大企業が率いる系列、或いはエンジニアリング会社或いは技術系商社等によるコンソーシアムの内側に居ることが出来たからです。 今、様々な要因によりこの古典的セーフティネット構造が崩壊しつつあり、中小企業自身が創造性を発揮して行かねばなりません。
我国には、優秀な技術や製品を有する多くの技術系中小企業が存在しますが、個々の企業の活動だけでは自ずと限界があります。大企業系列における垂直関係から離れて創造的に活動してAkio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-14747247792144828142012-03-03T16:09:00.000+09:002012-03-03T16:09:28.721+09:00ロボット王国日本は・・・小さくて飛び回るロボット、それら多くの超小型飛行ロボットが正に蟻の如く整然と空中で仕事をする様には驚きです。 "Hokuyo Laser Scanner"、日本製の部品も使われているらしいことが救いです。 製造機械としてのロボット、介護用のロボット、人型ロボット等にはその強みを発揮している我国ですが、3.11の時には米国から持ち込まれたロボットの活躍が報じられていました。 このビデオにある超小型飛行ロボットの開発の着想も我が国とは少々異なりますが、災害時の実用性などには優れた役割を果たしそうな感じがします。
3/3/12Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-66908308512567109862012-03-03T15:53:00.000+09:002012-03-03T15:53:35.452+09:00日本人は程良いか・・創造的で指導力を発揮する人は独りで熟考する。 創造力と生産性を高めるにはグループで協働が大切というがこれもまた真なりと。 このスピーチは、グループ協働を暫し止めて、独りで未開地(日本的には山か洞窟?)にこもり、暫し自分を見つめみる事を勧めると結んでいる。 そして話す時はソフトに静かにと。
3/3/12Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-72191176664063953262011-11-12T16:31:00.023+09:002011-12-25T18:03:12.645+09:00総合知の活用で活力ある社会を実現先日、私が所属する非営利団体の一分科会が、今後の日本をどうするべきか、提言書を纏めた。その全文をこのブログに掲載する訳にはいかないが、ICTの切り口からどの様なことが出来るのか、近未来にありうる情景を短編小話風に書いてみた部分を以下に転載する。尚、提言書全文は、南山会分科会ファイルに収められている。
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<総合知の活用で活力ある社会を実現>
ITバブルの崩壊で明けた21世紀であるが、IT(情報技術)の進歩は止まるところを知らない。それが真価を発揮するには、通信インフラが欠かせないが、東日本大震災で壊滅的被害を受けた通信設備も、電話や光回線等、基本部分は僅か2ヶ月足らずで復旧した。今後の復興過程では、更に堅牢で高機能な通信インフラが整備されていくに違いない。
Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6412061433002162651.post-37009749334132291182011-11-02T11:02:00.001+09:002011-11-02T11:49:24.916+09:00日本の技術力 昨日11月1日のWeb版日本経済新聞では「日本企業の衰退、問題は円高にあらず 」と題して、過去の成功体験に拘り続ける我国モノづくり大手企業に関して論じている。 Web誌WIREDは、iPhon4Sに搭載された新しいアプリケーション「Siri」についてその使用感を述べている。 一見全く異なる視点の内容だが、何時もながら、そこに彼我の差を感じてしまう。
前者の日経記事を読んでいて、正にその通りであると思う。 米国では何故次々と新しい技術や製品が世に出てくるのだろうか。 我国大手企業経営者には過去の成功体験から、若手が考える新たな発想を摘み取ってしまうのではないか。 我国の技術者に創造性が欠落している等という事は決して無いと思うが、その場を与えられていない。
リスクはあるが人々の生活を変えるほどのインパクトのある製品開発に挑戦する事が出来る場をどの様に構築するのか。 我国の現状Akio Saitohttp://www.blogger.com/profile/06651390465073363558noreply@blogger.com0