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世界のニュースが身近になる日は来るのだろうか

1981年末ごろだったと思うが、シカゴのホテルのテレビでCNNを初めてみた時の衝撃は今でも忘れることが出来ない。 その時の感動は、我国のテレビ、ラジオ、新聞等我国の所謂大手メディアに対する期待にも繋がった。 しかしその期待は見事に外れて、30年以上たった今も、CNNの様な日本のメディアは無い。

世界中に情報収集網を広げることは日本人には不得手である。 しかし、世界各地の情報を収集して配信する欧米の大手通信社からの情報をリアルタイムで流すことは出来るだろうに、費用の問題か、メンツの問題か或いは自らの存在価値が無くなると思うからか、視聴率を取れないからなのか、理由は分らないが、それらの通信社から最新情報を入手して国際的な出来事を出来る限り速やかに報道しようとする我国メディアはない。

本日のCNNは、午後8時過ぎから大凡1時間かけて、コマーシャルを一切入れることなく、スーチー女史のノーベル賞受賞演説の模様をライブで放送していた。 しかもロイターがライブで配信している映像を使っての放送だ。 実際にノーベル賞が授与されたのは1991年、軟禁状態にあった女史にはスピーチなどできようはずもなく、釈放された今ようやくノルウェーを訪れることが出来た。21年後の今日聴くスピーチ、とても素晴らしい内容だと思う。 途中、東京のTV局はどうかと、地上波、BS、CS各局のチャネルを覗いて見たがスーチー女史のスピーチの模様を放送している番組は皆無であった。

CNNの方はノルウェーからの映像とスピーチをライブで流し続けつつ、画面下部で文字放送を流している。 サウジアラビアの皇太子逝去のニュースも午後9時前に流れていた。 世界のニュースが少ない。 ガラパゴス・・・我国の携帯電話端末はとても優れていても世界標準になりえず国内だけで使われていることを指してこう揶揄するが、我国国民は相変わらず世界の情報から隔離されているように思う。因みにロイターのニュースサイト(日本語!)では、世界地図を表示して世界の重要情報発生源を示している。 我国のメディアが常に世界地図を念頭に報道するようになるのは果たして何時の事か。 私がCNNに衝撃を受けてから今日までの30年、未だこの様なブログを書いている始末である。

6/16/12

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