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”万全”

”万全”という言葉、最近あまり聞かなくなったが、今日偶然にも、中越沖地震で「微量」の放射能が漏洩したとされる柏崎原子力発電所に関する報道で、テレビ画面に映し出された資料に記述されていた言葉である。 何事も100%完璧、完全という事は無いであろうが、万全を期して、不測の事態に備えるのは、社会活動とりわけ社会基盤に関わる企業には当たり前のこととして求められる。 ”万全の策を施したが、想定外の強い地震でだった”という意味の資料ではないと思いたい。

業績を上げることや利益を生み出すことは、企業存続の根幹だが、不測の事態に「万全を期して」備える事は決して相反する事ではない。 鉄道、電力、ガス、道路、などなどハードインフラは言うに及ばず、保険、年金、金融などソフトインフラ企業も同様であろう。 「万全」、空ろな響きにならぬよう、再認識しておきたい言葉である。 

平成19年7月18日

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