スキップしてメイン コンテンツに移動

企業間水平分業・協業へ向けて

下記は、21世紀の日本が取るべき道の一つではないかと思っています。 未だ漠としたアイディアの段階ですが実現へ向けた試行実験をするところまで、もって行きたいものです。

====================================
最近まで我国技術・製造にかかわる企業はその大半である中小企業も大企業に寄り添う事で比較的安泰な時代が続いておりました。 それは主に、大企業が率いる系列、或いはエンジニアリング会社或いは技術系商社等によるコンソーシアムの内側に居ることが出来たからです。 今、様々な要因によりこの古典的セーフティネット構造が崩壊しつつあり、中小企業自身が創造性を発揮して行かねばなりません。

我国には、優秀な技術や製品を有する多くの技術系中小企業が存在しますが、個々の企業の活動だけでは自ずと限界があります。大企業系列における垂直関係から離れて創造的に活動して行く為には、中小企業同士の水平協業或いは斜協業が必要です。

然しながら一口に協業と言っても、企業努力だけでは難しい面があり、そこには協業を促進するコーディネータ役、それも技術に極めて強く創造力があり、システム開発構想力、エンジニアリング力、さらに加えて、マーケッティング・販売、知財管理(主として対国外)、サプライチェーン管理、財務、国際事業等にも精通している強力な専門家集団であるべきでしょう。 そのバックボーンには、「和」、「共生」の様な日本人の心がなければなりません。 最初は無理でも、その位強力な専門家集団が育つ必要があります。

この様な高度な総合力を有する強力な専門家集団こそが、我国の優秀な技術を支えている中小企業の能力を最大限に生かした創造的協業を生み出し、21世紀の日本を支え世界に範を示してゆくものではないでしょうか。 ここで敢えて注書きを入れるとすれば、この専門家集団が新たなピラミッドの頂点に立つ様な意識を持たぬような倫理・哲学的な規律が今後の社会システムの中に組み込まれている必要があることです。
====================================

3/24/12

コメント

このブログの人気の投稿

国際協業

米国ウォールストリートジャーナルのインターネットサイトに”D| All Things Digital"というページがある。通常ここで取り上げる技術/製品は一回一つの技術/会社だが、今回は一つのテーマに3社が関わる。  Canesta と Gesture Tek という米国企業2社と日立の3社だ。  ここで紹介される新技術の応用例は、テレビ受像機に内蔵した小さなカメラが人間の手振りを読み取り反応するというもの。 テレビ受像機に限らず、様々なディスプレーパネルに利用でき、家庭内の電気製品を一つの画面に向かいジェスチャーで制御できるという。 出来てしまえばどうということもなく、“利用範囲の広い面白い技術”であるが、このような技術を1社独自で開発しようとすると膨大な時間と資金を必要とするように思う。 「3人寄れば文殊の知恵」の結晶が、まさにここにある。 日米の 国際協業 で有るところが今後益々複雑になるであろう新技術開発の方向を示唆している。 7/6/09

テレビ放送

    "Go Beyond Borders", "When we know it, you'll know it"... CNNの姿勢を示す様々なスローガンの中で、私が気に入っている言葉だ。 このテレビを見ていると世界中の出来ごとを素早く簡潔に報道してくれるだけではなく、アフリカ、アジア、中東など其々の地域固有の文化、社会問題など好奇心をそそるテーマを特番風にじっくりと見せてくれる。   先程、午後 6 時台の時間帯に日本を代表する公共テレビのチャネルを覗いてみた。地上波総合テレビチャネルは、お笑いバラエティー、教育チャネルは子供向けアニメ番組、衛星放送第一チャネルは巨人対阪神の野球中継、衛星 2 チャンネルは休止、衛星 3 チャネルは「未解決事件 File. 2 オウム真理教」と称する特別番組、衛星第4チャネルも休止、今世界で何が起きているか全くお構いなしの体だ。   無論これは私の好みの問題だと思うが、多くのチャネルを有する公共放送、一チャネル位は時々刻々と変化する世界の「今」を見つめて報道し続ける姿勢を示してほしい。 CNNに衝撃を受けて 30 年、我国テレビ放送には未だに変化の兆しは無い。

議論を重ねて国民の総意で決めてほしい

これからの電力をどの様にして賄うのか、電力消費量を減らすことを前提とした社会に移行するのかなど、日本は今重大な判断を迫られている。 これらのことは、一部の”専門家”の提言だけで決めるのではなく、国民が充分納得し得る手段をもって決定して欲しいとの思いから、先日朝日新聞に投稿した内容をここに備忘録として貼り付けておく。 2011年7月18日朝日新聞朝刊「声」欄 7/19/11