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議論を重ねて国民の総意で決めてほしい

これからの電力をどの様にして賄うのか、電力消費量を減らすことを前提とした社会に移行するのかなど、日本は今重大な判断を迫られている。 これらのことは、一部の”専門家”の提言だけで決めるのではなく、国民が充分納得し得る手段をもって決定して欲しいとの思いから、先日朝日新聞に投稿した内容をここに備忘録として貼り付けておく。 2011年7月18日朝日新聞朝刊「声」欄 7/19/11

脱原発は首相の専管事項?

   自分の都合だけで会見を開かず、私たちの申し入れにもこたえてほしい…などと、7月13日の記者会見時質問の冒頭に 記者からたしなめられていた菅直人首相。  『 3 月 11 日のこの大きな原子力事故を、私自身体験する中でこれまで考えていた安全確保という考え方だけでは最早律する事が出来ないそうした技術で有ることを痛感いたしました。そういった中で、私としてはこれからの日本の原子力政策として、原発に依存しない社会を目指すべきと考えるに至りました。 つまり計画的、段階的に原発依存度を下げ将来は原発が無くてもきちんとやっていける社会を実現していく。これが我国が目指すべき方向だとこのように考えるに至りました。』脱原発宣言である。  ドイツのメルケル首相は、福島原発事故後、極めて早い段階で脱原発宣言を発した。 其の後、余り時間を置かずに具体的な移行スケジュールも発表した。 内容の是非はともかく、その政治判断の速さには彼我の感がある。 日独間では、電力供給の仕組み等の点で大きな差がある事を勘案しても、我国首相は 4 ヶ月の間何を検討してきたのだろうか。   今回の会見に於いては、「計画的、段階的に原発依存度をさげる」というが具体的な事は何一つ語られていない。 国民や産業界を含む我国社会全体にとって最低限必要な電力量を、現状と将来を見通して語られるべきであった。 原発依存度を下げるに必要となるその他の電力エネルギー源、水力、風力、太陽光、地熱、海流力などを利用する技術の発展動向や火力発電燃料となる化石燃料の供給動向などの解析や其々の場合のリスクファクターの解析等が為されているべきで、今回の会見では其の総括が披歴されるのであれば未だ理解はできた。  1990 年比CO2を 2020 年までに 25% 減らすと云う国際公約の実現性はどの様に確保するのかも説明されてしかるべきである。 然し、残念ながら、会見ではその様な話は全くない。  本来 4 ヶ月もの月日を掛けるのであれば、詳細データが開示された上で国民的議論を経て、国民の総意として決定されるべきであると思う。 現に、本日の首相会見は、細かいことを知らさず、知らされないが故に怖さだけが脳裏に焼き付いている「世論」に追随しただけのように感じるのは私だけだろうか。  大手メディアは何をしていたのだろうか。  3...

食肉牛

  放射性セシウムが検出された餌を食べた福島県産の肉用牛 84 頭、餌に含まれる放射能生量は役所が定めた基準量を下回っていたとのことだが、餌の全数検査を行っていたのだろうか。 又、牛が放射能を含む餌だけから体内汚染されたとは限らないであろう。 やはり牛を出荷する際に、何某かの方法で体内放射能量をも全頭検査をするべきではなかったか。   BSE騒ぎの時、我国はこぞって米国に全頭検査を要求した。 今回何故全頭検査をしなかったのか定かでないが、出来ない理由は何もないような気がする。   海外から見ると日本国内の騒ぎは、どう映るのだろうか。 他国に厳しく自国内に甘い二重の基準を適用する国民と思われなければ良いのだが。 7/17/11

分らぬままの日本の電力

  今このブログを書いている時点で稼働中の我が国の原子力発電設備は僅か17基、休止中の物は37基もあると云う。 原子力発電所は13カ月毎に定期点検の為休止する必要があるそうで、其れを再開する為には、その所在道県知事の許可が必要であると。 若し、今後総ての知事が、休止中の原発の再稼働を承認しないと、ほぼ一年後には我国の原子力発電所は総て止まるという事になるのか。 我国の電力の20-30%が原子力発電で賄われていると云う。   3・11以来、原発を使用し続けるのか、或いは脱原発なのか、漠然と語られているが、これからどうするのか。 真剣な議論が必要だと思うが、我々国民には本当の所が判らない。 即刻全原発を停止しても、日本の電力は困らないと云う論もある。 その場合、 2020年までに二酸化炭素排出量を対1990年比で25%削減すると云う国際的なコミットメントをどうするのか。 地球環境に対する影響は本当に考えなくてよいのか。   他方、原発は電力単位当たりのコストが安く、二酸化炭素を排出しないので、地球温暖化を遅らせるには有効な発電方法だと云われる。 然し、福島第一原発事故による環境汚染とその後始末はこれからで、どの位の費用が 必要か正確なところは判らない。 このコストを考えた時に、原発により供給される電力は本当に安価と言えるのか。  万一原発に飛行機が墜落したらどうなるのか、素人にはその強度が分らない。  東日本大地震級を想定して我国の原発の安全性の再確認と補強をするという。 既存原発設備に相当の補強が行われるとしてその安全性をどの様に担保するのだろう。    再生可能エネルギーを発電の軸に据えると、現在の発送配電の地域独占体系を変えるべきたとの議論もある。 その時全体の管理体系は通信ネットワーク上に散らばる個々のコンピュータとその統合システムにゆだねる、つまりスマートグリッドを構築すればよいと。  再生可能エネルギーに期待は高まるが、未だ、たいして大きな電力供給源になるとは考えられていない。 現在の技術力と開発力、5年後、10年後、20年後の可能性はどうなのか。 嘗ての日本には、世界が驚愕するようなことを結構やり遂げてきたように思う。 エネルギー分野でもその底力を発揮できないのだろうか。 少なくともその可能性の議論をしても良いのではないかと思う。    海...

通信ネットワーク技術は何処へ?

日経電子版に 翻訳掲載 された Forbs2 月 23 日の記事 は、時代の一つの節目を表しているように感じる。 パソコンの常識を覆し、誰でも使う事が出来るほど身近なものにしたアップルコンピュータのマッキントッシュ、以降若干の紆余曲折はあるがアップル、ウィンドウズ系 PC 共に、想像を絶するスピードで進化を遂げてきた。 これに丁度同時並行的に、インテルなどの半導体企業の躍進、マイクロソフトを筆頭に多くのソフトウェア企業が生まれ新たな産業分野が創生された。  1970 年代半ば辺りから、米国国防総省の指揮の元に開発されたアルパーネットを基本技術としたパケット通信技術が商用化されるようになり、現在のインターネットへと急激な進化が始まる。 このネットワーク関連機器の世界最大手企業が、 Forbs 記事にあるシスコシステムズ。 同社 CEO の云うようにシスコの新製品投入スピードには凄まじく、常に市場をリードしてきた。 そして今、 Forbs は、シスコは突然普通の大企業になったという。 確かに現代に於いては、通信ネットワーク技術に目新しいものは無くなった。 光ファイバーは一般家庭の屋内にまで入り込み、3 G 携帯電話も次世代への移行をみせており、屋内無線 LAN も当たり前になった。 次に来る技術は、恐らく光通信と無線通信(携帯の様な移動無線を含む)の競合的融合と帯域幅の拡大(現在の実行速度の何倍もの速さ)への進化であろう。 これも既存技術の延長線上に見えてくるものと云えなくもない。 通信インフラを支えるこれ等ネットワーク技術は透視しうる向こう 3 ー 5 年位の間には、革新的な変化を見込むことは難しそうだ。  今後暫くは、進化してきた通信ネットワーク技術や高性能コンピュータ、パソコン等に代表される情報処理技術を使い如何に便利な利用価値を生み出すかという点が競争と成長のポイントになる。 フェースブック、ツイッタ ― 、 mixi, マイスペース、等のソーシャルネットワークの沸騰、オンラインゲーム等に加え、医療面における診断・センサー技術・リモコン技術の進化による遠隔・在宅医療技術の発展、そしてスマートグリッドと称する省エネ型電力・データ網等、現在の技術をベースとした様々なアプリケーション、革命的な利用価値の創造と向上が急速に進むのではないかと思われる。 ネッ...

Skype

昨日は Google のアプリケーションの一つ Blogger について述べたが、今日は Skype について触れて見よう。 Skype の特徴は、パソコンとインターネット接続(有線でもむせん LAN 何れも可)さえあれば , インターネット上の Skype のサイトからソフトを自分のパソコンに取り込み、簡単なユーザー登録をするだけで直ぐに利用できる。  Skype ソフトの取り込み、ユーザー登録などは、従来の電話回線や携帯電話購入の時に必要とされる手続きに比べれば格段に簡単だと思う。パソコン上でこれ等の簡単な手順を終えると、さぁ使ってみようとなる。 私は、海外の人との電話は、かなり前から Skype で行うようにしているが、その通は品質は最近とみに良くなっているように思う。それはともかく、 Skype の優れた特徴を幾つか上げて見よう。 先ず、①通常の電話と音質も殆どそん色ない品質になってきていること、②  Skype 利用者同士、即ち相手も Skype で有ればその間の通話料金は無料(国内地域電話、長距離電話、国際電話を問わず総て無料)③ 互いのパソコンにカメラを付けることにより、テレビ電話にもなる[これも勿論無料]、④ 会話に沢山の友人を加えて話をしたい時、所謂電話会議も簡単に開催できる、⑤ 通話中に確認の為自分が伝えたい内容を文字で送ることは勿論、自分のパソコン内に有るデータ表やプレゼンテーションチャート、イラスト等のデータを送ることも出来る、⑤ ビデオ送信も可能。 驚くべきことはこれ等の事が総て無料で出来るという事。私は未だ⑤を試したことは無いが、恐らく期待通りの動作をしてくれるに違いない。 これらのことを考えると、 Skype は、単に電話の通話料が無料になるだけではなく様々な機能を使う事が出来る。嘗て、個人が某電話会社のテレビ電話を利用しようとすると、相当な金額が必要であったと思う。加えて、ビデオを送る、テレビ電話の画像を収録する方法を考えれば、リモートで人のインタビューなども可能だ。 何か面白そうなビジネスへの応用も出来そうな気がする。 ビジネスへの展開はともかく、先ず個人として、電話代の節約にはなる。 長距離電話や国際電話をする人たちにとっては、今や Skype は手放せない道具になりつつある。情報の機密性に拘る大手企業の方々は、 Skyp...

Blogger

“Blogger” 、無料で利用できるグーグルのアプリケーションの一つである。この「あんず雑感」も Blogger を利用している。 このアプリケーションを使い、自分のホームページを作ることも可能だ。  先日、私が所属するある NPO 団体から「資金が無いが、情報発信の為にホームページを立ち上げたいと思っている。ブログでも良いので、ネット上の道具を使ってサイトを立ち上げたいが良い方法は無いか。」との相談を受け、「 Blogger 」の機能を詳しく覗いて見た。 予想通り、ホームページ作成に必要な基本的な機能は、ほぼ総て揃っている事を確認。早速作業に取り掛かかる。 “ ホーム “ 、 ”○○ について “ 、 ” 会員募集 “ 、 ” イベント “ 、 ” トピックス “等々 、 7 つのセクションをタブで分類表示するホームページの枠組み(即ち記述されるべき内容や記事等を除く)を僅か 5~6 時間の作業で終えることが出来た。 初めての試みだったことと、ホームページ閲覧者による書き込みや公開・非公開、更新時メールによる自動連絡設定等の細かな設定などもあり思いのほか時間を要したが、慣れてしまえば恐らく 2~3 時間で作れそうだ。 写真や動画を埋め込むことも可能で、見栄えもそんなに悪くない。  通常ホームページ作成をプロに依頼すると、其れなりの費用が掛る。  Google 以外にも無償で利用できる様々な道具がネット上で提供されている。 資金に限りのあるボランティア団体、 NPO などは、これ等の道具を利用しない手は無い。 その利便性は、確かに使ってみないと分らないが、先ずは一歩踏み出してみる。  IT 、インターネット、ディジタル、等の言葉に然程精通していなくとも、日頃、パソコンに触れている人であれば、以外に簡単にホームページ(ブログ形式ホームページだが)を作ることが出来る。 少なくとも、 Blogger は、誰にでも使えるように良く工夫されている。 先ずは手を付けてみては如何だろう。 2/15/11