2012年3月24日土曜日

企業間水平分業・協業へ向けて

下記は、21世紀の日本が取るべき道の一つではないかと思っています。 未だ漠としたアイディアの段階ですが実現へ向けた試行実験をするところまで、もって行きたいものです。

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最近まで我国技術・製造にかかわる企業はその大半である中小企業も大企業に寄り添う事で比較的安泰な時代が続いておりました。 それは主に、大企業が率いる系列、或いはエンジニアリング会社或いは技術系商社等によるコンソーシアムの内側に居ることが出来たからです。 今、様々な要因によりこの古典的セーフティネット構造が崩壊しつつあり、中小企業自身が創造性を発揮して行かねばなりません。

我国には、優秀な技術や製品を有する多くの技術系中小企業が存在しますが、個々の企業の活動だけでは自ずと限界があります。大企業系列における垂直関係から離れて創造的に活動して行く為には、中小企業同士の水平協業或いは斜協業が必要です。

然しながら一口に協業と言っても、企業努力だけでは難しい面があり、そこには協業を促進するコーディネータ役、それも技術に極めて強く創造力があり、システム開発構想力、エンジニアリング力、さらに加えて、マーケッティング・販売、知財管理(主として対国外)、サプライチェーン管理、財務、国際事業等にも精通している強力な専門家集団であるべきでしょう。 そのバックボーンには、「和」、「共生」の様な日本人の心がなければなりません。 最初は無理でも、その位強力な専門家集団が育つ必要があります。

この様な高度な総合力を有する強力な専門家集団こそが、我国の優秀な技術を支えている中小企業の能力を最大限に生かした創造的協業を生み出し、21世紀の日本を支え世界に範を示してゆくものではないでしょうか。 ここで敢えて注書きを入れるとすれば、この専門家集団が新たなピラミッドの頂点に立つ様な意識を持たぬような倫理・哲学的な規律が今後の社会システムの中に組み込まれている必要があることです。
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3/24/12

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