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通信ネットワーク技術は何処へ?

日経電子版に 翻訳掲載 された Forbs2 月 23 日の記事 は、時代の一つの節目を表しているように感じる。 パソコンの常識を覆し、誰でも使う事が出来るほど身近なものにしたアップルコンピュータのマッキントッシュ、以降若干の紆余曲折はあるがアップル、ウィンドウズ系 PC 共に、想像を絶するスピードで進化を遂げてきた。 これに丁度同時並行的に、インテルなどの半導体企業の躍進、マイクロソフトを筆頭に多くのソフトウェア企業が生まれ新たな産業分野が創生された。  1970 年代半ば辺りから、米国国防総省の指揮の元に開発されたアルパーネットを基本技術としたパケット通信技術が商用化されるようになり、現在のインターネットへと急激な進化が始まる。 このネットワーク関連機器の世界最大手企業が、 Forbs 記事にあるシスコシステムズ。 同社 CEO の云うようにシスコの新製品投入スピードには凄まじく、常に市場をリードしてきた。 そして今、 Forbs は、シスコは突然普通の大企業になったという。 確かに現代に於いては、通信ネットワーク技術に目新しいものは無くなった。 光ファイバーは一般家庭の屋内にまで入り込み、3 G 携帯電話も次世代への移行をみせており、屋内無線 LAN も当たり前になった。 次に来る技術は、恐らく光通信と無線通信(携帯の様な移動無線を含む)の競合的融合と帯域幅の拡大(現在の実行速度の何倍もの速さ)への進化であろう。 これも既存技術の延長線上に見えてくるものと云えなくもない。 通信インフラを支えるこれ等ネットワーク技術は透視しうる向こう 3 ー 5 年位の間には、革新的な変化を見込むことは難しそうだ。  今後暫くは、進化してきた通信ネットワーク技術や高性能コンピュータ、パソコン等に代表される情報処理技術を使い如何に便利な利用価値を生み出すかという点が競争と成長のポイントになる。 フェースブック、ツイッタ ― 、 mixi, マイスペース、等のソーシャルネットワークの沸騰、オンラインゲーム等に加え、医療面における診断・センサー技術・リモコン技術の進化による遠隔・在宅医療技術の発展、そしてスマートグリッドと称する省エネ型電力・データ網等、現在の技術をベースとした様々なアプリケーション、革命的な利用価値の創造と向上が急速に進むのではないかと思われる。 ネッ...

Skype

昨日は Google のアプリケーションの一つ Blogger について述べたが、今日は Skype について触れて見よう。 Skype の特徴は、パソコンとインターネット接続(有線でもむせん LAN 何れも可)さえあれば , インターネット上の Skype のサイトからソフトを自分のパソコンに取り込み、簡単なユーザー登録をするだけで直ぐに利用できる。  Skype ソフトの取り込み、ユーザー登録などは、従来の電話回線や携帯電話購入の時に必要とされる手続きに比べれば格段に簡単だと思う。パソコン上でこれ等の簡単な手順を終えると、さぁ使ってみようとなる。 私は、海外の人との電話は、かなり前から Skype で行うようにしているが、その通は品質は最近とみに良くなっているように思う。それはともかく、 Skype の優れた特徴を幾つか上げて見よう。 先ず、①通常の電話と音質も殆どそん色ない品質になってきていること、②  Skype 利用者同士、即ち相手も Skype で有ればその間の通話料金は無料(国内地域電話、長距離電話、国際電話を問わず総て無料)③ 互いのパソコンにカメラを付けることにより、テレビ電話にもなる[これも勿論無料]、④ 会話に沢山の友人を加えて話をしたい時、所謂電話会議も簡単に開催できる、⑤ 通話中に確認の為自分が伝えたい内容を文字で送ることは勿論、自分のパソコン内に有るデータ表やプレゼンテーションチャート、イラスト等のデータを送ることも出来る、⑤ ビデオ送信も可能。 驚くべきことはこれ等の事が総て無料で出来るという事。私は未だ⑤を試したことは無いが、恐らく期待通りの動作をしてくれるに違いない。 これらのことを考えると、 Skype は、単に電話の通話料が無料になるだけではなく様々な機能を使う事が出来る。嘗て、個人が某電話会社のテレビ電話を利用しようとすると、相当な金額が必要であったと思う。加えて、ビデオを送る、テレビ電話の画像を収録する方法を考えれば、リモートで人のインタビューなども可能だ。 何か面白そうなビジネスへの応用も出来そうな気がする。 ビジネスへの展開はともかく、先ず個人として、電話代の節約にはなる。 長距離電話や国際電話をする人たちにとっては、今や Skype は手放せない道具になりつつある。情報の機密性に拘る大手企業の方々は、 Skyp...

Blogger

“Blogger” 、無料で利用できるグーグルのアプリケーションの一つである。この「あんず雑感」も Blogger を利用している。 このアプリケーションを使い、自分のホームページを作ることも可能だ。  先日、私が所属するある NPO 団体から「資金が無いが、情報発信の為にホームページを立ち上げたいと思っている。ブログでも良いので、ネット上の道具を使ってサイトを立ち上げたいが良い方法は無いか。」との相談を受け、「 Blogger 」の機能を詳しく覗いて見た。 予想通り、ホームページ作成に必要な基本的な機能は、ほぼ総て揃っている事を確認。早速作業に取り掛かかる。 “ ホーム “ 、 ”○○ について “ 、 ” 会員募集 “ 、 ” イベント “ 、 ” トピックス “等々 、 7 つのセクションをタブで分類表示するホームページの枠組み(即ち記述されるべき内容や記事等を除く)を僅か 5~6 時間の作業で終えることが出来た。 初めての試みだったことと、ホームページ閲覧者による書き込みや公開・非公開、更新時メールによる自動連絡設定等の細かな設定などもあり思いのほか時間を要したが、慣れてしまえば恐らく 2~3 時間で作れそうだ。 写真や動画を埋め込むことも可能で、見栄えもそんなに悪くない。  通常ホームページ作成をプロに依頼すると、其れなりの費用が掛る。  Google 以外にも無償で利用できる様々な道具がネット上で提供されている。 資金に限りのあるボランティア団体、 NPO などは、これ等の道具を利用しない手は無い。 その利便性は、確かに使ってみないと分らないが、先ずは一歩踏み出してみる。  IT 、インターネット、ディジタル、等の言葉に然程精通していなくとも、日頃、パソコンに触れている人であれば、以外に簡単にホームページ(ブログ形式ホームページだが)を作ることが出来る。 少なくとも、 Blogger は、誰にでも使えるように良く工夫されている。 先ずは手を付けてみては如何だろう。 2/15/11

インターナショナルスクール

「軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団」、その代表理事が熱い思いを語っている。 素晴らしい計画だと思う。 町の活性化と国際化、国際人の養成、その他様々な点で、町を超えた次元で優れた影響を及ぼすのではないかと思う。 成功を祈りたい。 Source: Karuizawa TV via YouTube 1/24/11

観光立国日本

”観光立国”が我国の一つの方針として掲げられて久しいが、具体的な施策として実現したものにどの様なものが有るのだろうか。 平成15年に日本政府観光局(通称JNTO,正式名称:財団法人国際観光振興機構 )そして平成20年に国土交通省観光庁が設けられた。 このような組織の立ち上がりは何時もながら速い。 然しながら、現実には国としてどの様な施策を打ち、其れを実行し、実現しているのか、はなはだ判りにくい。 上述のJNTOは、美しいウェブサイトを多言語で構築し、日々その拡張、更新に努めているように見受けるが、スピード感が今ひとつ。 例えば、同サイトには、動画により日本各地の名勝地を外国語で紹介しているが、未だ日本全国を網羅していると言うには程遠い。 今年1月14日の朝日新聞朝刊に、 「観光ニッポンへ注文」と題し、 在日外国人三氏が見る現状と提言が掲載されていた。 「アニメ巡礼地めぐり」とか、観光資源の宝庫である日本の田舎をその土地、その地の「地方の演出家」に任せてみてはどうかとか、多くの埋もれている観光資源の中から外国人の琴線に触れる資源を見つけ出す作業が必要ではないかなど、傾聴に値する。  特に、このお三方の内お二人が、地方のIT活用をもっと活発化するべしと述べていることは、 我が意を得たりの感である。   日中コミュニケーション社長の可越女史は、その文中で「・・・宿や食事、サービスも一流ですが、地方のネット環境の悪さは何とかならないでしょうか。 中国のネット利用者は既に4億人を超えていますから。」と、そして、フランス生まれのトレンドコンサルタント、エチェンヌ・バラール氏は、「・・・無線で、しかも無料でネットにつながる拠点を日本のいたるところにつくればいい。 あとは、各地の観光案内所がそれぞれウェッブサイトを作って、多言語による情報を発信し、頻繁に更新する事です。・・・」と。  「頑張ろう日本!!」である。 参考: JNTOの英語版ウェッブサイ ト  1/17/11

貿易依存度

「国際化」、古くて新しいテーマだ。 世界の其々の国ごとに、その時代の国際化がある。 今年2010年10月、菅直人首相が所信表明演説で、五つの重要政策課題の一つに「国を開き未来を拓く主体的な外交の展開」を挙げ、「・・・・天然資源・エネルギーや市場を海外に依存する我が国は、如何にして平和と繁栄を確保するのか。受動的に対応するだけでは不十分です。 国民一人ひとりが自分の問題としてとらえ、国民全体で考える主体的で能動的な外交を展開していかなければなりません。その際、国を思い切って開き、世界の活力を積極的に取り込むとともに、国際社会が直面するグローバルな課題の解決に向け、先頭に立って貢献することが不可欠です。(以下略)」と云う。 昨年辺りから使われ始めた言葉、「第三の開国」(明治維新、第二次世界大戦敗北に次ぐ、三度目の開国という意味らしいが)を、念頭に置いているようだ。 世界銀行が発表した 2007 の貿易依存度(物品とサービスの輸出入合計額を GDP で割った数字)は、 33.5% で 169 位というデータがある。 我国の下には米国とブラジルだけがデータ算出可能な国として挙げられている。 過去の数値を眺めてみると、 2007 年が特に悪いわけではなく、 1990 年と 2000 年は其々 20.0% と 20.5% で世界 160 位と 180 位、又、12月14日付日本経済新聞のコラム「一目均衡」によると、最近(恐らく 2009 年)の数値は 22% となり、 175 位である由。 輸出入のバランスはどうか、同じ世銀の 2007 年のデータを読むと、日本の輸出、輸入の対GDP比は、其々 17.6% (世界 157 位) , 15.94% (世界 171 位)と余り大きな差は無い。 生憎、 1960 年 -1990 年のデータが手許に無く、過去50年間を俯瞰することは出来ないが、少なくとも直近 20 年で見る限り、総人口で世界の10位である我国の貿易依存率が如何に小さいか分かる。 ここ数年、内需拡大が叫ばれているが、我国の総人口曲線も減少に転じた。  現在の低い貿易依存度に甘んじつつ、慎ましく国内市場依存を続けてゆくのか、或いは我国歴史上類を見ない大きな飛躍を遂げて高度に良質な社会を構築して国内志向を維持して行くのか、或いは国内市場の延長としての海外市場を開拓して行く...

破壊的創造性の源泉はどこに?

表題は、世間同様、私も関心を抱いているテーマの一つである。 天才による閃きが世界を変える発明に繋がる、あるいは凡人でも「3人寄れば文殊の知恵」、千に三つ位は、革新的なアイディアが生まれるのだろう、集まるのは3人と云わず異なる環境で異なる発想を有する人々が多いほど良いのではないか・・・なればインターネットが普及しているこの時代、ネット上で新たな知恵の創造は有りうるのだろうと、日頃感じている所だ。 折しも、フィナンシャルタイムズなどで紹介されている、「WHERE GOOD IDEAS COME FROM - THE NATURAL HISTORY OF INNOVATION」(Steven Johnson著)という題名の本が有る。 紹介記事によれば、素晴らしいアイディアは人々が集まり活発に意見を交わす嘗てのロンドンのコーヒーハウスの様な場所で生まれる事が多い。だが然し、それは一朝一夕にして創造されるものではなく、知的探求の長いプロセスの最後の段階で現れると。 創意あふれる場所と人の集まり、そして互いの刺激と協業、協働が大切と説いている由。 ここに、アニメーションを使い4分程度の動画で同書内容の紹介をしているビデオが有る。 著者自身もブログで、想像以上に良く出来ているビデオであると述べている。 4分で分厚い本を読んだ気になれるかもしれない。 もうひとつのビデオは、米国TEDで、著者が後援しているもの。 17分と少々長いが、とても刺激的な話、一見に値する。 12/10/10